AWS CLF 問題629-632:リザーブドインスタンス

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AWS CLF 問題629-632:リザーブドインスタンス

問題629:AWSのリザーブドインスタンス(RI)は、以下のうちどれに対して適用されますか?

A) EC2インスタンス
B) S3バケット
C) RDSデータベース
D) Lambda関数

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【正解】
A) EC2インスタンス

【解説】
リザーブドインスタンスは、AWSのEC2(Elastic Compute Cloud)インスタンスに対して適用されます。リザーブドインスタンスを購入することで、長期的な利用コミットメントに対して割引価格でEC2インスタンスを利用することができます。

問題630:AWSのリザーブドインスタンス(RI)には、以下の契約期間が存在しますが、どれが最長の契約期間ですか?

A) 1年
B) 3年
C) 5年
D) 10年

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【正解】
B) 3年

【解説】
リザーブドインスタンスの契約期間は1年、3年のいずれかです。最長の契約期間は3年であり、ユーザーは3年間の利用コミットメントを行うことで最大の割引率を得ることができます。

問題631:リザーブドインスタンス(RI)を購入すると、以下のどれが実現されますか?

A) インスタンスの利用料金が削減される。
B) インスタンスの性能が向上する。
C) インスタンスのバックアップが自動的に有効化される。
D) インスタンスのネットワーク帯域幅が増加する。

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【正解】
A) インスタンスの利用料金が削減される。

【解説】
リザーブドインスタンス(RI)を購入すると、対象となるインスタンスの利用料金が削減されます。RIは通常、1年または3年の契約期間で購入され、利用料金が事前に支払われることで割引が適用されます。これにより、RIの期間中は対象のインスタンスをオンデマンド料金よりも安く利用することができます。ただし、利用料金が削減される代わりに、インスタンスを予約した期間中は、RIに固定されるため、フレキシブルな変更やキャンセルができない場合があることに注意してください。

問題632:リザーブドインスタンス(RI)とフリート制御機能と組み合わせて使用することで何ができますか?

A) インスタンスのスケーリングを自動化する。
B) マルチリージョンでのデータの冗長性を確保する。
C) 複数のAWSアカウント間でリソースを共有する。
D) インスタンスのセキュリティを強化する。

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【正解】
A) インスタンスのスケーリングを自動化する。

【解説】
リザーブドインスタンス(RI)とフリート制御機能を組み合わせることで、インスタンスのスケーリングを自動化することができます。フリート制御機能は、異なるインスタンスタイプや価格オプション(オンデマンド、スポット、リザーブド)を組み合わせて、一括管理する機能です。これにより、必要なリソースを適切なタイミングで自動的に調達および解放することが可能となります。

具体的には、RIを購入して固定価格でインスタンスを利用する一方で、フリート制御機能を活用してインスタンスの追加や削除を自動化することで、負荷に応じてスケーリングを調整することができます。これにより、インスタンスの利用料金を削減しつつ、リソースの柔軟性を保ちながらアプリケーションのパフォーマンスを最適化することが可能です。

他の選択肢の説明:
B) マルチリージョンでのデータの冗長性を確保する。
マルチリージョンでのデータの冗長性を確保するためには、クロスリージョンレプリケーションなどのAWSの他の機能を使用する必要があり、RIとフリート制御機能との直接的な関連性はありません。

C) 複数のAWSアカウント間でリソースを共有する。
複数のAWSアカウント間でリソースを共有するためには、AWSリソース共有のための専用のサービスやアクセス権の設定が必要であり、RIとフリート制御機能との直接的な関連性はありません。

D) インスタンスのセキュリティを強化する。
インスタンスのセキュリティを強化するためには、セキュリティグループ、ネットワークACL、IAMロールなどのセキュリティ関連の設定が必要であり、RIとフリート制御機能との直接的な関連性はありません。