AWS CLF 問題617-620:マルチクラウド構成

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AWS CLF 問題617-620:マルチクラウド構成

問題617:AWSのマルチクラウド構成とは何ですか?

A) 複数のAWSアカウントを使用してアプリケーションを構築すること。
B) 複数のAWSリージョンを使用してアプリケーションを構築すること。
C) 複数のクラウドプロバイダーを使用してアプリケーションを構築すること。
D) 複数のVPCを使用してアプリケーションを構築すること。

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【正解】
C) 複数のクラウドプロバイダーを使用してアプリケーションを構築すること。

【解説】
AWSのマルチクラウド構成とは、複数のクラウドプロバイダー(AWS以外の他のクラウドサービスプロバイダー)を使用してアプリケーションを構築することを意味します。これにより、アプリケーションの可用性や耐障害性を向上させることができます。

問題618:AWSのマルチクラウド構成の主な利点は何ですか?

A) セキュリティを強化することができる。
B) 一元化された管理が容易になる。
C) インフラストラクチャのコストを削減できる。
D) ベンダーロックインを回避できる。

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【正解】
D) ベンダーロックインを回避できる。

【解説】
AWSのマルチクラウド構成を採用することで、複数のクラウドプロバイダーを使用するため、特定の1つのプロバイダーに依存することなく、自由度の高いアプリケーション開発と運用が可能になります。これにより、ベンダーロックインのリスクを回避できます。

問題619:AWSのマルチクラウド構成において注意すべき点は何ですか?

A) 異なるクラウドプロバイダー間のネットワーキングの遅延
B) 同じリージョン内でのデータの可用性
C) AWSリソースの適切なタグ付け
D) インフラストラクチャの自動スケーリング

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【正解】
A) 異なるクラウドプロバイダー間のネットワーキングの遅延

【解説】
AWSのマルチクラウド構成では、複数のクラウドプロバイダーを使用するため、異なるクラウドプロバイダー間のネットワーキングの遅延に注意する必要があります。異なるプロバイダーのネットワーク接続性や性能によって、アプリケーションのパフォーマンスや応答性が影響を受ける可能性があります。

問題620:AWSのマルチクラウド構成について、以下のうち正しい記述はどれでしょうか?

A) AWSのリージョン内で複数の可用性ゾーンを使用することで、高可用性を実現する。
B) AWSと他のクラウドプロバイダーのリソースを組み合わせて利用することで、冗長性と可用性を向上させる。
C) AWSのリージョンを複製して、複数のAWSアカウントで同じリソースを利用することで、セキュリティを強化する。
D) AWSのリージョン内で仮想マシンのクラスターを構築し、高パフォーマンスなデータ処理を実現する。

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【正解】
B) AWSと他のクラウドプロバイダーのリソースを組み合わせて利用することで、冗長性と可用性を向上させる。

【解説】
AWSのマルチクラウド構成は、AWS以外のクラウドプロバイダー(他のクラウドベンダー)のリソースとAWSのリソースを組み合わせて利用するアーキテクチャのことを指します。このアプローチにより、複数のクラウドプロバイダーを使うことで、システム全体の冗長性を高め、障害発生時にも高い可用性を確保することができます。

例えば、AWSでアプリケーションを運用している企業が、別のクラウドプロバイダーでバックアップを取ったり、災害復旧用のサーバーを用意したりすることが考えられます。このように、複数のクラウドプロバイダーのリソースを組み合わせることで、特定のクラウドプロバイダーの障害による影響を最小限に抑えることができます。

A) AWSのリージョン内で複数の可用性ゾーンを使用することで、高可用性を実現するのはAWSのマルチAZ(マルチアベイラビリティゾーン)の機能であり、AWS内での冗長性向上の手段ですが、マルチクラウド構成とは異なります。

C) AWSのリージョンを複製して、複数のAWSアカウントで同じリソースを利用することで、セキュリティを強化するのはAWSリージョンのバックアップや複製に関連する機能であり、AWS内でのセキュリティ向上の手段ですが、マルチクラウド構成とは異なります。

D) AWSのリージョン内で仮想マシンのクラスターを構築し、高パフォーマンスなデータ処理を実現するのは、AWSのリージョン内でのリソースの最適化やクラスタリングに関連する話題であり、マルチクラウド構成とは直接的には関係ありません。