AWS CLF 問題509-512:AWSサービス

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅱ|完全無料&徹底解説

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AWS CLF 問題509-512:AWSサービス

問題509:ビッグデータの分析に使用されるAWSサービスは次のうちどれですか?

A) AWS CloudFormation
B) AWS Systems Manager
C) Amazon S3
D) AWS Identity and Access Management (IAM)

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【正解】
C) Amazon S3

【解説】
ビッグデータの分析に使用されるAWSサービスの一つはAmazon S3です。Amazon S3は、スケーラブルなストレージサービスであり、大量のデータを格納し、データの分析に使用することができます。AWS CloudFormationはインフラストラクチャのコード化に使用され、AWS Systems Managerはインフラストラクチャおよびアプリケーションの管理に使用されます。AWS Identity and Access Management (IAM)は、AWSリソースへのアクセス制御を管理するために使用されますが、ビッグデータの分析には直接関係しません。

問題510:AWS CloudFormationを使用することで、以下のうちどのような利点が得られますか?

A) リソースの作成と構成の自動化
B) インスタンスのパフォーマンスモニタリング
C) データの処理と変換
D) ビッグデータの分析と可視化

解答解説を開く
【正解】
A) リソースの作成と構成の自動化

【解説】
AWS CloudFormationは、クラウド環境に対してインフラストラクチャやアプリケーションを自動的にデプロイ・設定するためのサービスです。主な利点は以下の通りです。

A) リソースの作成と構成の自動化
CloudFormationを使用すると、AWS上に必要なリソース(EC2インスタンス、S3バケット、RDSデータベースなど)をテンプレートと呼ばれるJSONまたはYAML形式で定義できます。これにより、手動でリソースを一つずつ作成・設定する手間を省くことができます。また、テンプレートを利用することで、インフラストラクチャを繰り返し正確に再構築することが可能となります。

B) インスタンスのパフォーマンスモニタリング
CloudFormation自体は、インスタンスのパフォーマンスモニタリングには直接的には使用されません。AWSの他のサービスやツール(例: Amazon CloudWatch)を使用してインスタンスのパフォーマンスを監視することが一般的です。

C) データの処理と変換
CloudFormationは主にインフラストラクチャのプロビジョニングに焦点を当てており、データの処理や変換には直接関与しません。ただし、CloudFormationでデプロイしたリソースを使用して、データ処理や変換を実行するアプリケーションを構築することは可能です。

D) ビッグデータの分析と可視化
CloudFormation自体は、ビッグデータの分析や可視化には直接的には使用されません。ビッグデータの分析や可視化にはAWSの他のサービス(例: Amazon EMR、Amazon Redshift、Amazon QuickSight)などを使用することが一般的です。

したがって、CloudFormationの主な利点はリソースの作成と構成の自動化にあります。これにより、AWSリソースのセットアップを容易にし、インフラストラクチャの管理を効率化することができます。

問題511:AWS Systems Managerを使用することで、以下のうちどのような機能を利用することができますか?

A) オンプレミスサーバーの仮想化
B) モバイルアプリケーションの開発
C) クラウドストレージのバックアップ
D) サーバーのパッチ管理

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【正解】
D) サーバーのパッチ管理

【解説】
AWS Systems Managerは、AWSクラウド上のリソースとオンプレミス環境のサーバーを効果的に管理するためのサービスです。Systems Managerを使用することで、サーバーのパッチ管理を自動化し、セキュリティの向上やリソースの信頼性向上を図ることができます。

Systems Managerの「パッチマネージャー」機能を使用すると、EC2インスタンスやオンプレミスサーバーに対してOSやアプリケーションのパッチを自動的に適用することができます。パッチマネージャーは、パッチの自動スケジューリングや適用前の検証、ロールバック機能などを提供し、サーバーの安定性とセキュリティを確保するのに役立ちます。

したがって、AWS Systems Managerを使用することで、サーバーのパッチ管理機能を利用することができます。

問題512:ビッグデータの分析において、データの抽出、変換、ロード(ETL)プロセスを自動化し、データのクリーニングや変換を行うためのAWSサービスは次のうちどれですか?

A) AWS Glue
B) Amazon S3
C) AWS Lambda
D) AWS Elastic Beanstalk

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【正解】
A) AWS Glue

【解説】
ビッグデータの分析において、データの抽出、変換、ロード(ETL)プロセスを自動化し、データのクリーニングや変換を行うために使用されるAWSサービスはAWS Glueです。AWS Glueは、データの抽出、変換、ロードを行うためのマネージドサービスであり、ビッグデータパイプラインの構築やデータの前処理に使用されます。Amazon S3はストレージサービスであり、AWS Lambdaはサーバーレスコンピューティングプラットフォームであり、AWS Elastic Beanstalkはアプリケーションのデプロイメントと管理をサポートするサービスですが、ビッグデータの抽出、変換、ロードにはAWS Glueが最適な選択肢です。