AWS CLF　問題401-404：AWS Storage Gateway

【正解】
B) オンプレミスのデータをAWSのクラウドストレージに連携するためのゲートウェイ

【解説】
AWS Storage Gatewayは、どのような機能を提供するかについての解説を行います。

A) 仮想マシンのスケーリングと管理：これはAWS Storage Gatewayの機能ではありません。仮想マシンのスケーリングと管理には、Amazon EC2などのAWSサービスが使用されます。

B) 正しい選択肢です。AWS Storage Gatewayは、オンプレミスのデータをAWSのクラウドストレージと連携させるためのゲートウェイとして機能します。これにより、オンプレミスのデータをAWS S3やAWS Glacierなどのストレージサービスにシームレスにアップロード・ダウンロード・バックアップなどができるようになります。

C) データベースのバックアップと復元：これもAWS Storage Gatewayの機能ではありません。データベースのバックアップと復元には、Amazon RDSやAWS BackupなどのAWSサービスが使用されます。

D) クラウド内のネットワークトラフィックの制御：これもAWS Storage Gatewayの機能ではありません。クラウド内のネットワークトラフィックの制御には、Amazon VPCなどのAWSサービスが使用されます。

【正解】
A) ストレージ容量の拡張と柔軟性の向上

【解説】
AWS Storage Gatewayを使用することで、ストレージ容量を柔軟に拡張することができます。オンプレミス環境とクラウド環境を統合し、オンプレミスのストレージ容量を拡張することなく、クラウドのストレージを利用することが可能です。

【正解】
B) インターネット経由でデータが暗号化されて転送されます。

【解説】
AWS Storage Gatewayのデータ転送についての解説を行います。

A) AWS Direct Connectを使用して専用のプライベートネットワーク経由でデータが転送されます：これはAWS Storage Gatewayのデータ転送方法ではありません。AWS Direct Connectは、オンプレミス環境とAWSの間で専用のプライベートネットワーク接続を確立するために使用されるサービスですが、AWS Storage Gatewayのデータ転送には直接関係ありません。

B) 正しい選択肢です。AWS Storage Gatewayは、インターネット経由でデータが暗号化されて転送されます。データはセキュリティが確保されたSSL/TLS接続を使用して暗号化され、AWSのクラウドストレージに安全に転送されます。

C) インターネット経由でデータが非暗号化で転送されます：これは誤りです。AWS Storage Gatewayは、セキュリティのためにデータを暗号化して転送します。

D) データはAWS Snowballデバイスを使用して転送されます：これも誤りです。AWS SnowballはAWS Storage Gatewayのデータ転送には直接関係ありません。AWS Snowballは、オンプレミスのデータをAWSに転送するためのデバイスですが、AWS Storage GatewayはオンプレミスのデータをAWSクラウドストレージと連携させるためのサービスです。

【正解】
A) キャッシュ型モードは、オンプレミスのデータをS3バケットに保管し、最近アクセスされたデータをローカルにキャッシュします。これにより、頻繁にアクセスされるデータに高速な読み取りアクセスを提供します。

【解説】
キャッシュ型モードは、オンプレミスのデータをS3に保管する一方で、最近アクセスされたデータのコピーをローカルにキャッシュします。これにより、頻繁にアクセスされるデータに対して高速な読み取りアクセスを提供することができます。このモードは、オンプレミスのアプリケーションとS3の間でシームレスなデータ統合を提供するため、データの低遅延アクセスが重要な場合に適しています。