AWS CLF 問題293-296:コンテナ

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅰ|完全無料&徹底解説

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AWS CLF 問題293-296:コンテナ

問題293:コンテナオーケストレーションとは何ですか?

A) コンテナイメージの作成と管理
B) コンテナの実行と監視
C) コンテナ間のネットワーキングと通信
D) コンテナの自動スケーリングとバランシング

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【正解】
D) コンテナの自動スケーリングとバランシング

【解説】
コンテナオーケストレーションは、複数のコンテナを自動的に管理し、効率的にデプロイ、スケーリング、フェイルオーバー、ローリングアップデートなどを実行する仕組みを指します。

A) コンテナイメージの作成と管理
コンテナイメージの作成と管理は、コンテナの実行環境で使用されるDockerイメージなどの作成と保存を指しますが、これはコンテナオーケストレーションそのものではありません。

B) コンテナの実行と監視
コンテナの実行と監視は、コンテナを起動し、その状態を監視するタスクを指しますが、これもコンテナオーケストレーション自体ではなく、コンテナランタイム(Dockerやcontainerdなど)によって行われる一般的なタスクです。

C) コンテナ間のネットワーキングと通信
コンテナ間のネットワーキングと通信は、コンテナ間での通信を可能にするネットワークの設定や管理を指しますが、これもコンテナオーケストレーションそのものではありません。

D) コンテナの自動スケーリングとバランシング
コンテナオーケストレーションは、コンテナの自動スケーリングとバランシングを含みます。これは、アプリケーションの負荷やトラフィックが増減した際に、必要に応じてコンテナの数を自動的に増減させることで、リソースの効率的な利用と高い可用性を実現する仕組みです。また、複数のコンテナをクラスター内で均等に分散させることで、負荷のバランスを取ることも行われます。

KubernetesやAmazon ECS(Elastic Container Service)、Docker Swarmなどが代表的なコンテナオーケストレーションプラットフォームの例です。これらのプラットフォームは、コンテナのデプロイと管理を自動化することで、アプリケーションの運用を効率化し、柔軟性とスケーラビリティを向上させます。

問題294:Dockerは何を提供するツールですか?

A) コンテナイメージの作成と管理
B) コンテナの実行と監視
C) コンテナ間のネットワーキングと通信
D) コンテナの自動スケーリングとバランシング

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【正解】
A) コンテナイメージの作成と管理

【解説】
Dockerは、コンテナイメージの作成と管理を容易にするオープンソースのプラットフォームです。Dockerを使用すると、アプリケーションやサービスを環境から切り離されたコンテナにパッケージ化できます。Dockerは、コンテナの作成、ビルド、デプロイ、実行を簡素化し、再現性の高い環境でのアプリケーション開発とデプロイメントを可能にします。コンテナの実行と監視、コンテナ間のネットワーキングと通信、コンテナの自動スケーリングとバランシングは、Dockerとは直接関係のない要素です。

問題295:AWSのコンテナオーケストレーションサービスは次のうちどれですか?

A) EKS
B) ECS
C) Lambda
D) RDS

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【正解】
A) EKS

【解説】
AWSのコンテナオーケストレーションサービスはEKS(Amazon Elastic Kubernetes Service)です。EKSは、Kubernetesをベースにしたフルマネージドなコンテナオーケストレーションサービスであり、スケーラビリティと可用性を提供します。ECS(Amazon Elastic Container Service)は、AWSが提供する別のコンテナオーケストレーションサービスですが、EKSとは異なるオーケストレーションエンジンを使用しています。Lambdaはサーバーレスコンピューティングを提供し、RDSはリレーショナルデータベースサービスです。

問題296:コンテナイメージを保存・管理するためのAWSのサービスは次のうちどれですか?

A) S3
B) ECR
C) SQS
D) CloudFront

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【正解】
B) ECR

【解説】
コンテナイメージを保存・管理するためのAWSのサービスはECR(Amazon Elastic Container Registry)です。ECRは、Dockerコンテナイメージを保存し、管理するための完全に管理されたDockerレジストリです。S3はオブジェクトストレージサービスであり、SQSはメッセージキューサービスです。CloudFrontはコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)ですが、コンテナイメージの保存・管理には直接関係ありません。