AWS CLF　問題1777-1780：Amazon CloudWatch

【正解】
B) AWSサービスの動作ログを監視し、リソースのパフォーマンスや可用性をモニタリングするためのサービスです。

【解説】
Amazon CloudWatchはAWSのモニタリングサービスであり、AWSリソースのパフォーマンスや可用性を監視し、メトリクスを収集および表示するために使用されます。具体的には、EC2インスタンスのCPU使用率、データベースのクエリの遅延、S3バケットのオブジェクト数など、さまざまなメトリクスを収集してリアルタイムで監視することができます。
A) 仮想マシンのセキュリティパッチを適用するためのサービスではなく、セキュリティパッチの適用は別の方法やサービスが必要です。
C) オンプレミスデータセンターのセキュリティ対策を強化するためのサービスではなく、AWSリソースのモニタリングに特化したサービスです。
D) クラウドストレージのデータバックアップを実行するためのサービスではなく、主にモニタリングと監視に使用されます。データバックアップには他のAWSサービスが使用されます。

【正解】
B) Metrics

【解説】
Amazon CloudWatchで使用される用語の中で、Metricsは特定のAWSリソースやアプリケーションのパフォーマンスデータを表すメトリクスを指します。これらのメトリクスはリアルタイムで収集され、グラフ化され、アラートの対象になることがあります。

A) CloudLooks は存在しない用語です。
C) DataCloud は存在しない用語です。
D) AWS Watcher は存在しない用語で、Amazon CloudWatchには関連しません。

【正解】
B) AWSリソースのパフォーマンスと可用性を監視し、問題を特定するためです。

【解説】
Amazon CloudWatchの主な目的は、AWSリソース（例: EC2インスタンス、S3バケット、RDSデータベースなど）のパフォーマンスと可用性を監視し、問題を特定して対処することです。CloudWatchメトリクスを使用して、リソースの使用状況、CPU使用率、ディスク容量、ネットワークトラフィックなどのデータを収集し、ダッシュボードに表示したり、アラートを設定したりすることができます。

A) データベースのクエリの実行速度を最適化するためには、AWS CloudWatch以外のツールやサービスが必要です。
C) オンラインショッピングのトランザクション処理には、通常、CloudWatchは直接関与しません。そのため、これは正確ではありません。
D) クラウドストレージのデータバックアップを管理するためには、AWSの別のサービス（例: Amazon S3、AWS Backup）が使用されます。CloudWatchはバックアップの管理には関与しません。

【正解】
B) EC2インスタンスの実行状態

【解説】
Amazon CloudWatchのアラームは、主にAWSのリソースやサービスに対する監視とアラート設定に使用されます。EC2インスタンスの実行状態、CPU利用率、ネットワークトラフィック、ディスク使用量など、AWSリソースのパフォーマンスメトリクスに対してアラームを設定できます。これにより、特定の閾値を超えた場合にアラートが生成され、適切な対策を講じることができます。

A) ユーザーアカウントのセキュリティ設定、C) オンラインショッピングの購入履歴、D) データベースのクエリの実行速度を最適化に関しては、これらはAWS CloudWatchアラームの主な対象ではありません。アラームは主にAWSインフラストラクチャとリソースのモニタリングに使用されます。