AWS CLF　問題1745-1748：AWSのストレージ

【正解】
B) AWS Storage Gatewayはオンプレミス上のサーバーのストレージとしてS3を利用できるようにするAWSサービスです。

【解説】
A) は誤りです。AWS Storage Gatewayはオンプレミスのストレージを完全に置き換えるためではなく、オンプレミス環境とAWSクラウドのストレージを統合するために使用されます。

B) は正しいです。AWS Storage Gatewayは、オンプレミスのサーバーからS3をストレージとして利用できるようにするサービスです。これにより、オンプレミスのアプリケーションやサーバーからAWSのS3ストレージを透過的に利用できます。

C) は誤りです。AWS Storage GatewayはオンプレミスデータセンターとAWS間の直接接続を提供するサービスではなく、ストレージの仲介役として機能します。

D) は誤りです。AWS Storage GatewayはAWS上で実行されるストレージサービスそのものではなく、オンプレミスとAWS間でストレージの統合をサポートするサービスです。

【正解】
B) S3のオブジェクトは3つ以上の可用性ゾーン（AZ）に自動で保存されます。
C) S3は従量課金制のサービスであり、保存したオブジェクトのサイズや取り出し回数に応じて費用がかかります。

【解説】
S3のストレージクラスは自動的に選択されるわけではなく、ユーザーが明示的に選択する必要があります。選択肢 A) は正しくありません。S3はオブジェクトを3つ以上の可用性ゾーン（AZ）に自動で保存し、高い可用性と耐久性を提供します（選択肢 B）。また、S3は従量課金制のサービスであり、保存したオブジェクトのサイズや取り出し回数に応じて費用がかかります（選択肢 C）。S3は事実上無制限の容量を提供し、オブジェクトの保存に際して容量制限がありません（選択肢 D）。

【正解】
B) バージョニングはオブジェクトの履歴管理や誤操作時の復旧をサポートします。

【解説】
A) は誤りです。バージョニングはオブジェクトのサイズを制限する機能ではありません。オブジェクトのサイズには別の制約が存在しますが、それはバージョニングとは関係ありません。

B) は正しいです。Amazon S3のバージョニングは、オブジェクトの異なるバージョンを保持し、過去のバージョンにアクセスできるようにします。これにより、誤って削除したオブジェクトの復旧や、過去のバージョンに戻すことが可能となります。

C) は誤りです。バージョニングはデフォルトで有効になっていません。バケットごとにバージョニングを有効にする必要があります。

D) は誤りです。バージョニングを有効にしても、オブジェクトの削除は無効化されません。バージョニングを有効にしていても、オブジェクトは削除できますが、削除されたオブジェクトは削除マーカーとしてマークされ、完全には削除されません。

【正解】
C) S3のWebサイトホスティングにより、オブジェクトをWebブラウザから参照できます。

【解説】
A) は誤りです。S3のWebサイトホスティングは、単純なファイルのホスティング機能であり、スケールアウトやスケールアップ機能を提供するものではありません。S3自体はスケーラブルなストレージサービスですが、WebサイトホスティングにおいてはWebサーバーのスケーリングには別のアプローチが必要です。

B) は誤りです。S3のWebサイトホスティングでは、Webサーバーを別途設定する必要はありません。S3自体が静的なウェブホスティングを提供し、設定が比較的簡単です。

D) は誤りです。S3のWebサイトホスティング機能はデフォルトで有効になっていません。バケットごとにWebサイトホスティングを有効にする必要があります。