AWS CLF 問題1741-1744:AWSのストレージ

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AWS CLF 問題1741-1744:AWSのストレージ

問題1741:Amazon S3以外のデータ保存方法として、EC2の外付けハードディスクのように使用するAWSが提供するストレージサービスを以下の選択肢から選んでください。

A) Amazon Elastic Block Store (EBS)
B) Amazon Elastic File System (EFS)
C) AWS Snowball
D) AWS Storage Gateway

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【正解】
A) Amazon Elastic Block Store (EBS)

【解説】
Amazon Elastic Block Store(EBS)は、AWSが提供するストレージサービスの1つで、EC2インスタンスと連携してブロックレベルのデータを保存するのに使用されます。EBSは、EC2インスタンスに外付けのハードディスクのように接続でき、EC2インスタンスのブートボリュームやデータボリュームとして使用できます。このようにして、EC2インスタンスが停止または異常終了した場合でも、データを保護し、復旧できます。

選択肢 B) のAmazon Elastic File System(EFS)は、共有ファイルシステムとして動作し、複数のEC2インスタンスから同時にアクセスできるストレージサービスです。選択肢 C) のAWS Snowballはデータの物理的な移送用のストレージデバイスを提供するサービスであり、インターネット接続が制約されている場合に使用されます。選択肢 D) のAWS Storage Gatewayは、オンプレミスのサーバーのストレージをAWS S3に接続できるようにするサービスです。しかし、EC2の外付けハードディスクのように使用するためのストレージサービスではありません。

問題1742:Amazon EC2インスタンスストアに関する次の説明のうち、正しいものはどれですか?

A) Amazon EC2インスタンスストアは複数のEC2インスタンスに同時に接続できます。
B) Amazon EC2インスタンスストアはEC2インスタンスに障害が発生した場合、データが消失する可能性があります。
C) Amazon EC2インスタンスストアはS3と同じように無制限の容量を提供します。
D) Amazon EC2インスタンスストアSはオンプレミス環境との接続に使用されます。

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【正解】
B) Amazon EC2インスタンスストアはEC2インスタンスに障害が発生した場合、データが消失する可能性があります。

【解説】
A) は誤りです。Amazon EC2インスタンスストアは通常、1つのEC2インスタンスに紐付いており、複数のEC2インスタンスに同時に接続することはできません。それぞれのEC2インスタンスは独自のインスタンスストアを持ちます。

B) は正しいです。Amazon EC2インスタンスストアは一時的なブロックレベルのストレージであり、EC2インスタンスが障害を起こすと、データが永久的に失われる可能性があります。このため、重要なデータを保持する場合は、Amazon EBSなどの永続的なストレージを検討することが重要です。

C) は誤りです。Amazon EC2インスタンスストアは有限の容量を持ち、無制限の容量を提供しません。ストレージのサイズはEC2インスタンスのタイプに依存します。

D) は誤りです。Amazon EC2インスタンスストアはオンプレミス環境との接続に使用されるものではなく、EC2インスタンス内の一時的なストレージです。オンプレミスとの接続には異なるAWSサービスやソリューションが利用されます。

問題1743:Amazon Elastic File System (EFS) に関する次の説明のうち、正しいものはどれですか?

A) EFSは単一のEC2インスタンスからしかアクセスできません。
B) EFSはEC2インスタンスからの同時アクセスに対応できません。
C) EFSは共有ファイルシステムとして動作し、複数のEC2インスタンスから同時に読み取り/書き込みができます。
D) EFSはオンプレミス環境との接続に使用されます。

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【正解】
C) EFSは共有ファイルシステムとして動作し、複数のEC2インスタンスから同時に読み取り/書き込みができます。

【解説】
Amazon Elastic File System (EFS) は、共有ファイルシステムとして動作し、複数のEC2インスタンスから同時に読み取りや書き込みができます。これにより、複数のEC2インスタンスが同じファイルシステムを共有してデータを共有できます。オプションAとBはEFSの性質に反する説明です。オプションDはAWS Snowballといったオンプレミス環境とのデータ移送に関連するもので、EFSとは異なります。

問題1744:AWS Snowballに関する次の説明のうち、正しいものはどれですか?

A) AWS Snowballはデータ移送用の仮想ストレージを提供するAWSサービスです。
B) AWS Snowballはインターネットに接続できない環境や大量のデータをAWS環境に移送するために利用します。
C) AWS Snowballはデータをインターネット経由で直接AWSにアップロードするサービスです。
D) AWS Snowballは最大1TBのデータを格納できる物理ストレージデバイスです。

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【正解】
B) AWS Snowballはインターネットに接続できない環境や大量のデータをAWS環境に移送するために利用します。

【解説】
A) は誤りです。AWS Snowballは物理ストレージデバイスを提供するAWSサービスであり、仮想ストレージではありません。

B) は正しいです。AWS Snowballは、セキュリティ上の理由からインターネットに接続できない環境から、または大容量のデータをAWS環境に移送するために使用されます。物理的なストレージデバイスを送付し、データをコピーした後、デバイスをAWSに返送することで、データを効率的に転送できます。

C) は誤りです。AWS Snowballは物理ストレージデバイスを介してデータを転送するサービスであり、データを直接インターネット経由でアップロードするものではありません。

D) は部分的に正しいです。AWS Snowballは物理ストレージデバイスであり、最大100TB(有効容量80TB)の容量を誇ります。複数台使用することで1PB(ペタバイト)のデータをオンプレミスからAWS環境へ移送できます。