AWS CLF　問題1681-1684：EC2

【正解】
C) EC2はオンデマンド課金方式で、起動している間だけ料金が発生する。

【解説】
A) は誤りです。EC2はオンデマンドに仮想サーバーを作成でき、ハードウェアの準備にはかかりません。起動までの時間は通常数分です。
B) は誤りです。EC2はデフォルトでオンデマンド課金方式が適用され、リザーブドインスタンスは別途購入する必要があります。
C) は正しいです。EC2はオンデマンド課金方式を採用しており、ユーザーがEC2を起動している間だけ料金が発生します。停止した場合は料金は発生しません。
D) は誤りです。EC2の可用性はAWSが提供するサービスであり、ユーザーが可用性を高めるためには適切な設定とサービスを利用する必要があります。 EC2の可用性を高めるためには、Auto Scalingなどのサービスを活用できます。

【正解】
D) EC2のインスタンスファミリーは、ワークロードやOSに合わせて選択できます。

【解説】
A) オンデマンドインスタンスは長期契約による割引ではなく、即時に利用できる料金モデルです。
B) カスタムAMIはAWS Marketplaceでは提供されておらず、ユーザーが自分のAMIを作成するためのカスタマイズされたイメージです。
C) EC2インスタンスを停止すると、インスタンスの運用は一時停止しますが、停止中のEC2インスタンスに関連づけられているElasticIPは、課金対象で料金は発生し続けます。

【正解】
D) インスタンスタイプは、EC2インスタンスのCPUとメモリの特性を定義する。

【解説】
A) インスタンスタイプはストレージボリュームの種類を指定するのではなく、EC2インスタンスの計算リソース（CPUとメモリ）を定義します。
B) インスタンスタイプはネットワーク帯域幅やトラフィックの制御には直接関与しません。ネットワーク性能はインスタンスタイプによって異なることがありますが、トラフィック制御はセキュリティグループやネットワークACLなどで行われます。
C) インスタンスタイプはEC2のセキュリティ機能を設定するためにも使用されません。セキュリティ設定はセキュリティグループやネットワークACL、IAMロールなどを使用して行われます。

【正解】
B) インスタンスは停止し、ストレージ上のデータは保持されます。

【解説】
EC2インスタンスを停止すると、インスタンスの実行が一時停止され、インスタンスの状態が「停止」になります。停止したEC2インスタンスのストレージ上のデータは保持され、失われません。ただし、注意が必要です。停止中でも、EC2インスタンスに関連づけられているElasticIPの課金は続行されるため、コストに影響があることに留意してください。

誤った選択肢を説明します。
A) インスタンスは停止し、ストレージ上のデータは失われます。
→ EC2インスタンスの停止操作ではストレージ上のデータは失われません。
C) インスタンスは停止し、インスタンスは削除されます。
→ EC2インスタンスを停止するだけでは削除されません。停止した場合、インスタンスは再起動または再開可能です。
D) インスタンスは停止し、ストレージ上のデータはバックアップされます。
→ EC2インスタンスの停止操作によってストレージ上のデータはバックアップされません。バックアップは別途設定する必要があります。