AWS CLF 問題1661-1664:リージョンとAZ

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AWS CLF 問題1661-1664:リージョンとAZ

問題1661:AWSリージョンの選択に関する以下の説明のうち、正しいものを選んでください。

A) すべてのAWSサービスはすべてのリージョンで利用できます。
B) リージョンを選ぶ際に国や地域の特性を考慮する必要はありません。
C) マルチリージョン構成を選択することで、コストを大幅に削減できます。
D) リージョン全体に影響を及ぼすような災害に備えて、複数のリージョンを選択することがあります。

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【正解】
D) リージョン全体に影響を及ぼすような災害に備えて、複数のリージョンを選択することがあります。

【解説】
A) 間違った説明です。すべてのAWSサービスがすべてのリージョンで利用できるわけではなく、一部のサービスは特定のリージョンで提供されています。

B) 間違った説明です。国や地域の特性を考慮することは重要であり、リージョン選択に影響を与える要因の一つです。法的要件やユーザーの距離などを考慮する必要があります。

C) 間違った説明です。マルチリージョン構成を選択することで冗長性と耐障害性を向上させることはできますが、コストは増加することが一般的です。

D) 正しい説明です。複数のリージョンを選択することで、リージョン全体に影響を及ぼすような大規模な災害に対してもITサービスを提供し続けることができます。これをマルチリージョン構成と呼びます。

問題1662:以下のうち、アベイラビリティゾーン(AZ)に関する正しい説明を選んでください。

A) AZはAWSサービスを提供するためのデータセンターが存在する国を指す。
B) 各AZは地理的に離れた場所に配置されており、障害が発生しても他のAZには影響を与えないようになっている。
C) AZを選ぶ際には通信の難しさを考慮し、同じAZを選ぶことが推奨されている。
D) 日本には東京リージョンに4つのAZがあり、大阪リージョンに2つのAZがある。

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【正解】
B) 各AZは地理的に離れた場所に配置されており、障害が発生しても他のAZには影響を与えないようになっている。

【解説】
A) AZは国を指すものではなく、AWSリージョン内のデータセンターを指します。
B) 正しい説明です。各AZは地理的に離れた場所に配置されており、障害が発生しても他のAZには影響を与えません。これにより、高可用性と耐障害性が確保されます。
C) 間違った説明です。通常は異なるAZ同士でも通信は容易に行えます。同じAZを選ぶ必要はありません。
D) 間違った説明です。日本には東京リージョンに4つのAZがあり、大阪リージョンには3つのAZが存在します。※2023年10月時点

問題1663:以下のうち、AWSのクラウドの利点に関する説明文のうち、正しいものを選んでください。

A) AWSはITサービス提供者がインフラストラクチャの保護に責任を負うことを前提としている。
B) AWSを利用すると、すべてのアプリケーション開発にかかる費用が高騰する。
C) AWSを利用すると、アプリケーションの保護に責任を負う必要はなくなる。
D) AWSを利用すると、必要なリソースを効率的に提供でき、費用を節約できる場合がある。

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【正解】
D) AWSを利用すると、必要なリソースを効率的に提供でき、費用を節約できる場合がある。

【解説】
A) 間違った説明です。AWSはインフラストラクチャの物理的なセキュリティに責任を負っており、ITサービス提供者はアプリケーションの保護に責任を負います。
B) 間違った説明です。AWSを利用することで、アプリケーション開発にかかる費用が高騰することはありません。むしろ、必要なリソースを効率的に提供できるため、コストを削減できる場合があります。
C) 間違った説明です。AWSを利用する場合でも、アプリケーションの保護についてはITサービス提供者が責任を負います。
D) 正しい説明です。AWSを利用することで、必要なリソースを効率的に提供でき、コストを節約できる場合があります。これはクラウドコンピューティングの主要な利点の一つです。

問題1664:以下のうち、AWSのグローバルサービスに関する説明文のうち、正しいものを選んでください。

A) AWSのグローバルサービスは特定のリージョンに配置されており、リージョンを選択できます。
B) グローバルサービスはすべてのリージョンで利用可能であり、リージョンを選択する必要はありません。
C) グローバルサービスは特定の国にのみ提供され、他の国では利用できません。
D) グローバルサービスはリージョン内でのみ提供され、他のリージョンでは利用できません。

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【正解】
B) グローバルサービスはすべてのリージョンで利用可能であり、リージョンを選択する必要はありません。

【解説】
AWSのグローバルサービスは、すべてのAWSリージョンで利用可能であり、特定のリージョンに配置されていません。これらのサービスはAWSのインフラストラクチャに関連し、地域に依存せず、全世界のユーザーに提供されます。例として、AWS Identity and Access Management (IAM)、Amazon CloudWatch、Amazon Web Application Firewall (WAF)、Amazon CloudFront、Amazon Route 53 などが挙げられます。これらのサービスはどのリージョンでも利用でき、リージョンを選択する必要はありません。そのため、正しい説明は「B) グローバルサービスはすべてのリージョンで利用可能であり、リージョンを選択する必要はありません。」です。