AWS CLF　問題1597-1600：AWS Fargate

【正解】
B) インフラストラクチャ管理工数の削減

【解説】
AWS Fargateは、コンテナを実行するためのサーバーレスコンピューティングサービスであり、主な目的はインフラストラクチャ管理の工数を削減し、コンテナアプリケーションのデプロイメントとスケーリングを簡素化することです。コンテナのイメージ管理やデータベース、モニタリングなどは、AWS Fargateの主要な目的ではありません。

【正解】
B) 特殊な要件に対応できない。

【解説】
AWS Fargateは一般的なコンテナワークロードには非常に適していますが、特殊な要件に対応する際には制約があることがあります。たとえば、Fargateではコンテナ内でカーネルパラメータを設定したり、一部の特定の要件を満たすことが難しい場合があります。したがって、特殊な要件がある場合はEC2インスタンスを使用したコンテナ環境を検討することが適切かもしれません。また、料金に関してはFargateが柔軟性に欠けるため、EC2と比較して割高になることがあります。

【正解】
C) AWS FargateはAmazon ECSのデータプレーンのオプションです。

【解説】
AWS Fargateは、Amazon ECS（Amazon Elastic Container Service）の一部であり、ECSのデータプレーンのオプションの一つです。具体的には、ECSを使用してコンテナを実行する際に、コンテナを実行するための環境（データプレーン）として、EC2インスタンスとAWS Fargateのどちらかを選択できます。

・EC2インスタンス: ECSを使用してEC2インスタンス上でコンテナを実行する場合、EC2インスタンスの管理や設定が必要です。
・AWS Fargate: AWS Fargateを選択すると、サーバーの管理が不要で、コンテナの実行に必要なリソースを指定するだけで済みます。Fargateはサーバーレスコンピューティングプラットフォームで、ECSを使用する際にコンテナの実行を簡素化し、スケーリングを容易にします。

したがって、AWS FargateとAmazon ECSは連携してコンテナベースのアプリケーションを実行するためのオプションであり、C)が正しい選択肢です。

【正解】
A) サーバーレスコンピューティングプラットフォーム

【解説】
AWS Fargateは、サーバーレスコンピューティングプラットフォームの一つであり、コンテナを実行するためのマネージドサービスです。Fargateを使用すると、サーバーの管理が不要で、コンテナの実行に必要なリソース（CPU、メモリ）を選択するだけで済みます。EC2インスタンスを起動や管理する必要がなく、プロビジョニング、スケーリング、パッチ適用、OSのアップグレードなどの作業をAWSが自動的に行ってくれます。Fargateはコンテナベースのアプリケーションのデプロイメントを簡素化し、スケーラビリティを向上させます。

他の選択肢 B)、C)、D）はFargateの説明とは関係ありません。Fargateはサーバーレスアーキテクチャの一部であり、アプリケーションの実行に物理サーバーや仮想プライベートクラウドを管理する必要はありません。