AWS CLF　問題1493-1496：ELB

【正解】
B) ターゲットグループに含まれる各サーバーをターゲットと呼びます。
C) ターゲットグループは通信の転送先を指定し、正常に稼働しているターゲットにのみ通信を転送します。

【解説】
B) これは正しい説明です。ターゲットグループには、負荷分散の対象となる各サーバー（ターゲット）が含まれ、これらのサーバーはターゲットと呼ばれます。
C) これも正しい説明です。ターゲットグループは通信の転送先を指定し、ヘルスチェックによって正常に稼働しているターゲットにのみ通信を転送します。異常なターゲットは通信の対象から除外されます。
A) これは誤った説明です。ターゲットグループはリスナーとの関連がありますが、単なる設定コンポーネントではなく、ターゲットの管理と通信の転送指示を担当します。
D) これも誤った説明です。ターゲットグループは通信の転送に関する設定を管理しますが、インターネットからの通信を受け付けるかどうかを設定するのはリスナーの役割です。

【正解】
B) ヘルスチェックにより、正常に稼働していないターゲットに通信を転送します。

【解説】
A) これは誤った説明です。ヘルスチェックは、ロードバランサーが管理するターゲット（サーバー）が正常に動作しているかどうかを定期的に確認する役割を果たします。ロードバランサーが正常に稼働しているかどうかではなく、ターゲット自体の健全性を評価します。

B) 正しい説明です。ヘルスチェックによって、正常に稼働していないと判断されたターゲットへの通信は転送されず、健全なターゲットにのみ通信が転送されます。これにより、不健全なターゲットが負荷分散の対象から除外され、システムの可用性が向上します。

C) これは誤った説明です。ヘルスチェックは通信の転送先を指定するのではなく、ターゲットの健全性を確認するための機能です。通信の転送先はターゲットグループに設定されます。

D) これは誤った説明です。ヘルスチェックの設定を変更することで、異常なターゲットを除外する時間を調整することができますが、設定を変更しても時間が遅くなるわけではありません。設定を変更することで、ヘルスチェックの敏感度やタイムアウトなどのパラメータを調整できます。

【正解】
D) スティッキーセッション

【解説】
正しい選択肢はD) スティッキーセッションです。セッション管理が必要な場合、スティッキーセッションを設定します。スティッキーセッションは、同じクライアントからのリクエストを同じターゲットに転送するための機能です。他の選択肢はELBの異なるコンポーネントや機能に関連しており、セッション管理には直接関係ありません。

【正解】
C) Application Load Balancer（ALB）

【解説】
適切なELBタイプは C) Application Load Balancer（ALB）です。ALBはアプリケーション層で通信を分散させ、Webサーバーとアプリケーションサーバーの負荷分散に使用されます。アプリケーションを運用する場合、ALBは多くのアプリケーションシナリオに適しています。他のELBタイプは異なる用途に適しており、ALBとは異なる特性を持っています。NLBはトランスポート層での負荷分散に適しており、CLBは旧世代のロードバランサーであり、GLBはファイアウォールや侵入検知、防止システムと連携する際に使用されます。