AWS CLF 問題1401-1404:リージョンとAZ

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AWS CLF 問題1401-1404:リージョンとAZ

問題1401:AWSのデータセンターの世界的な配置に関する記述の中で、どの文が正しいですか?

A) AWSのデータセンターはすべて同じ場所に配置されています。
B) データセンターの配置に関してAWSはリージョンと呼ばれるものを使用しています。
C) データセンターの位置はエンドユーザーとは無関係です。
D) リージョンとはAWSのデータセンターのコード名です。

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【正解】
B) データセンターの配置に関してAWSはリージョンと呼ばれるものを使用しています。

【解説】
AWSは、データセンターを世界中に配置していますが、それらの配置をリージョンと呼ばれる単位で管理しています。リージョンは、特定の地理的エリアにおけるAWSのインフラストラクチャの集合体であり、AWSのサービスやリソースはリージョンごとに提供されています。エンドユーザーとの物理的な距離や法的要件に応じてリージョンを選択することができます。データセンターの位置はエンドユーザーと関係があり、リージョンはAWSインフラストラクチャの重要な要素です。

問題1402:AWSの主要なリージョンに関する記述の中で、どの文が正しいですか?

A) 日本には3つのAWSリージョンが存在します。
B) 各リージョンは数字のコードで表記されます。
C) 大阪には「ap-northeast-3」リージョンが存在します。
D) リージョンは年々減少しています。

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【正解】
C) 大阪には「ap-northeast-3」リージョンが存在します。

【解説】
AWSの各リージョンは、文字列のコードで表記されます。例えば、日本の東京リージョンは「ap-northeast-1」と表記され、大阪リージョンは「ap-northeast-3」と表記されます。これらのコードはAWSのリージョンを一意に識別するために使用されます。日本には実際には2つのAWSリージョンが存在し、リージョンは年々増加している傾向にあります。

問題1403:AWSリージョンを選択する際の考慮事項に関する記述の中で、どの文が正しいですか?

A) リージョンを選ぶ際にエンドユーザーの位置は無視できます。
B) 利用したいAWSサービスの種類に関係なく、どのリージョンも同じです。
C) 利用料金はすべてのリージョンで同じです。
D) リージョンを選ぶ際に、エンドユーザーと近い場所のリージョンを選ぶことが通信遅延を抑えるために重要です。

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【正解】
D) リージョンを選ぶ際に、エンドユーザーと近い場所のリージョンを選ぶことが通信遅延を抑えるために重要です。

【解説】
AWSのリージョンを選択する際には、エンドユーザーの位置を考慮することが重要です。エンドユーザーにとってリージョンが遠い場合、データやサービスの通信に遅延が生じ、ユーザーエクスペリエンスが低下する可能性があります。そのため、ユーザーが主に存在する地域に近いリージョンを選択することで、通信遅延を最小限に抑えることができます。また、AWSのリージョンごとに提供されるサービスや価格が異なるため、具体的な用途や要件に合わせてリージョンを選択することも重要です。

問題1404:AWSのアベイラビリティゾーン(Availability Zone: AZ)に関する記述の中で、どの文が正しいですか?

A) アベイラビリティゾーンは物理的に隣接しており、障害が発生した場合には相互に影響を受けます。
B) アベイラビリティゾーン間の通信は遅延が大きく、通信にはインターネットを使用します。
C) 複数のアベイラビリティゾーンにサーバーを構築すると、障害が発生してもシステムを継続して提供できるため、冗長性を確保できます。
D) AWSのアベイラビリティゾーンはすべて同じ場所に配置されています。

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【正解】
C) 複数のアベイラビリティゾーンにサーバーを構築すると、障害が発生してもシステムを継続して提供できるため、冗長性を確保できます。

【解説】
アベイラビリティゾーン(AZ)は、物理的には隣接している場所に配置されており、障害が発生しても相互に影響を受けないように設計されています。そのため、複数のAZにサーバーを構築することで、障害が発生しても別のAZで稼働しているサーバーで処理を継続できるため、システムの冗長性を確保できます。これは高い耐障害性を提供する仕組みの一部です。

その他の選択肢に関して:
A) アベイラビリティゾーンは物理的に隣接しておりません。障害が発生しても相互に影響を受けないように分散配置されています。
B) アベイラビリティゾーン間の通信は低遅延で、専用の高速ネットワークによって接続されており、インターネットを使用しません。
D) AWSのアベイラビリティゾーンは異なる物理的な場所に配置されており、同じ場所に配置されているわけではありません。