AWS CLF 問題1333-1336:Amazon EFS

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AWS CLF 問題1333-1336:Amazon EFS

問題1333:Amazon EFSのパフォーマンスについての正しい記述はどれですか?

A) EFSは低レイテンシーのファイル操作を提供せず、スループットおよびIOPSは一貫して低いです。
B) EFSのスループットとIOPSは、ファイルシステムのサイズに依存せず、常に高性能です。
C) EFSはスケーラブルなストレージサービスではなく、高い負荷に耐えることができません。
D) EFSは1つのEC2インスタンスからしか利用できず、複数のインスタンスで共有できません。

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【正解】
B) EFSのスループットとIOPSは、ファイルシステムのサイズに依存せず、常に高性能です。

【解説】
Amazon EFSは高性能なファイルストレージサービスで、スループットとIOPS (Input/Output Operations Per Second) はファイルシステムのサイズに依存せず、常に高い性能を提供します。EFSはファイルシステムの拡大に合わせてスケールし、必要に応じてスループットとIOPSを調整します。このため、異なるサイズのEFSファイルシステムでも高いパフォーマンスを維持できます。その他の選択肢には誤りが含まれています。低レイテンシーのファイル操作を提供し、高い負荷にも耐えることができる点がEFSの特長です。また、EFSは複数のEC2インスタンスから同時に利用できるため、共有ストレージとして利用できます。

問題1334:Amazon EFSとAmazon EBSの主な違いは何ですか?

A) EFSはブロックストレージで、1つのEC2インスタンスからしかアクセスできないが、EBSはファイルストレージで複数のEC2インスタンスからアクセスできる。
B) EFSはプロビジョニングが必要で、ストレージ容量を手動で拡張する必要があるが、EBSは自動的にストレージを拡張できる。
C) EFSはLinuxインスタンスからしか利用できず、Windowsインスタンスではサポートされていないが、EBSはWindowsインスタンスでも利用できる。
D) EFSはデータのバックアップと復元をサポートしておらず、EBSはEBSスナップショットを使用してバックアップと復元ができる。

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【正解】
C) EFSはLinuxインスタンスからしか利用できず、Windowsインスタンスではサポートされていないが、EBSはWindowsインスタンスでも利用できる。

【解説】
Amazon EFS(Elastic File System)とAmazon EBS(Elastic Block Store)の主な違いは、ファイルストレージとブロックストレージの種類です。正しい選択肢 C) に記載されているように、EFSはLinuxインスタンスからしか利用できず、Windowsインスタンスではサポートされていません。一方、EBSはブロックストレージであり、WindowsインスタンスやLinuxインスタンスなどさまざまなEC2インスタンスから利用できます。

他の選択肢については誤りが含まれています。EFSは複数のEC2インスタンスからアクセスできる共有ファイルシステムであり、A) は正確ではありません。また、EBSはストレージ容量を手動で拡張する必要があり、B) は正確ではありません。D) は誤っています。デフォルトでは、EFS はデータのバックアップを自動的に作成します。バックアップされたデータは、AWS Backup で利用可能な復旧ポイントとして保存されます。また、EBSはEBSスナップショットを使用してデータのバックアップと復元をサポートしています。

問題1335:Amazon EFSファイルシステムを作成した後、どのようにしてEC2インスタンスにマウントできますか?

A) EC2インスタンスのルートボリュームとしてEFSを指定することで自動的にマウントできる。
B) マウントターゲットを手動で作成し、EC2インスタンスにマウントコマンドを実行してマウントする。
C) EFSファイルシステムはEC2インスタンスに自動的にマウントされるため、追加の設定は不要である。
D) EFSはEC2インスタンスに直接マウントできず、必ずNFSクライアントを介してアクセスする必要がある。

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【正解】
B) マウントターゲットを手動で作成し、EC2インスタンスにマウントコマンドを実行してマウントする。

【解説】
Amazon EFSファイルシステムをEC2インスタンスにマウントするには、まずAmazon EFSコンソールまたはAWS CLIを使用してマウントターゲットを作成します。それから、EC2インスタンスでマウントコマンドを使用してファイルシステムをマウントします。手動でマウントターゲットを作成することで、どのEC2インスタンスがどのファイルシステムにアクセスできるかを制御できます。

問題1336:Amazon EFSのデータバックアップに関する説明として正しいものはどれですか?

A) EFSは自動的にデータのバックアップを取り、ユーザーが手動でバックアップを作成する必要はありません。
B) EFSのデータのバックアップは、EFS-to-EFSのバックアップソリューションのみが利用できる。
C) EFSはEBSスナップショットを使用してデータのバックアップを取得します。
D) EFSはデータのバックアップをAWS Glueを使用して行います。

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【正解】
A) EFSは自動的にデータのバックアップを取り、ユーザーが手動でバックアップを作成する必要はありません。

【解説】
EFSのサービスリリース当初はバックアップ機能が備わっていませんでしたが、現在は様々なバックアップ手段が提供されています。現在、Amazon EFSはデータのバックアップに関して非常に便利で、選択肢 A) のように自動的にバックアップを取得します。EFSはデータの耐久性を高めるために、デフォルトで、EFS はデータのバックアップを自動的に作成します。バックアップされたデータは、AWS Backup で利用可能な復旧ポイントとして保存されます。したがって、ユーザーは手動でバックアップを作成する必要はありません。

B) は誤りです。EFS-to-EFSのバックアップソリューションは、EFSから別のEFSにデータを複製するためのソリューションであり、EFSのバックアップにはほかの方法もあります。C) のEBSスナップショットは、Amazon EBS(Elastic Block Store)と関連するものであり、EFSのデータバックアップには関係ありません。D) のAWS GlueはデータのETL(Extract, Transform, Load)に使用されるサービスであり、EFSのバックアップには関与しません。