AWS CLF　問題1325-1328：Amazon EBS

【正解】
C) AWS Key Management Service (KMS)

【解説】
EBSボリュームの暗号化に使用される主要なAWSサービスは「AWS Key Management Service (KMS)」です。AWS KMSは、暗号鍵の管理と生成を行うサービスであり、EBSボリュームのデータを安全に暗号化するために使用されます。EBSボリュームの暗号化において、KMSは暗号鍵を生成し、これらの鍵を使用してデータを暗号化および復号化します。

A) のAmazon EC2は、EBSボリュームの仮想マシンであり、EC2自体が暗号化を実行するのではなく、KMSと連携してボリュームの暗号化を行います。
B) のAmazon S3は、オブジェクトストレージサービスであり、EBSボリュームの暗号化には直接関与しません。
D) のAmazon RDSは、リレーショナルデータベースサービスであり、EBSボリュームの暗号化には関与しますが、主要な暗号化サービスではありません。

【正解】
A) EBS最適化インスタンスは、EBSボリュームとのネットワークの競合を最小限に抑え、EBSボリュームに最適なパフォーマンスを実現します。

【解説】
EBS最適化インスタンスは、選択肢Aの説明の通り、EBSボリュームとの通信に特化したネットワークキャパシティを提供するインスタンスタイプです。これにより、EBSボリュームとの通信において競合を最小限に抑え、EBSボリュームのパフォーマンスを向上させます。特にディスクのI/Oが多いワークロードや、他のネットワークトラフィックが存在する環境でEBS最適化を使用することが推奨されます。

B) は誤りです。EBS最適化インスタンスはEBSボリュームの自動バックアップには関与しません。
C) も誤りです。EBS最適化インスタンスはEBSボリュームの容量を増やすためのものではなく、EBSボリュームとの通信性能を向上させるためのものです。
D) も誤りです。EBS最適化インスタンスはLambdaを実行するための特別なインスタンスではありません。Lambdaは完全に異なるAWSサービスです。

【正解】
A) EBSスナップショット

【解説】
EBSボリュームのバックアップとして主に使用されるのは「EBSスナップショット」です。EBSスナップショットは、EBSボリュームの瞬時のコピーであり、データのバックアップや復元、異なるリージョンへのコピーなど多くの用途に使用できます。スナップショットはデータの保護と災害復旧の重要な手段として利用されます。

B) の「Amazon S3バケット」は、別の種類のデータストレージを指しますが、直接EBSボリュームのバックアップとしては使用されません。ただし、EBSスナップショットはS3上に保存されます。
C) の「Amazon CloudWatch」は、監視およびメトリクスの収集に使用されるAWSサービスであり、EBSボリュームのバックアップには関連しません。
D) の「Amazon RDS」は、リレーショナルデータベースサービスを指しますが、EBSボリュームのバックアップには直接関係ありません。

【正解】
D) Amazon S3

【解説】
EBSスナップショットを別のAWSリージョンにコピーするためには、Amazon S3を使用します。Amazon S3はAWSのシンプルでスケーラブルなオブジェクトストレージサービスであり、異なるリージョン間でデータをコピーおよび移動するのに非常に便利なツールです。EBSスナップショットを別のリージョンにコピーする場合、まずスナップショットをAmazon S3にコピーし、それから別のリージョンに移動またはコピーすることができます。

A) の「AWS CloudFormation」は、インフラストラクチャのコード化および自動化に使用されるサービスであり、EBSスナップショットのリージョン間コピーには直接関係ありません。
B) の「Amazon EC2 Auto Scaling」は、EC2インスタンスの自動スケーリングを管理するためのサービスであり、EBSスナップショットのリージョン間コピーには関連しません。
C) の「AWS Direct Connect」は、オンプレミスデータセンターとAWS間のプライベートネットワーク接続を提供するサービスであり、EBSスナップショットのコピーには直接関係ありません。