AWS CLF　問題1321-1324：Amazon EBS

【正解】
D) EBSスナップショット

【解説】
EBSボリュームを別のAWSリージョンにコピーするためには、EBSスナップショットを使用します。EBSスナップショットは、EBSボリュームのデータのコピーを作成し、バックアップと復元に使用できるものです。これを別のリージョンにコピーすることで、データのリージョン間移行や災害復旧などのシナリオをサポートします。

Amazon VPC（Virtual Private Cloud）、AWS Lambda、Amazon RDS（Relational Database Service）は、それぞれ異なるAWSサービスであり、EBSボリュームのリージョン間コピーには関与しません。EBSスナップショットはこのようなタスクに使用されます。

【正解】
C) スナップショットに含まれるデータの量に応じて課金されます。

【解説】
EBSスナップショットのコストは、スナップショットに含まれるデータの量（データの実際の使用量）に応じて計算されます。つまり、スナップショットに保存されるデータの容量が大きいほど、スナップショットのコストも高くなります。これは、スナップショットがS3に保存されるためであり、データの保存に関連するストレージコストが発生するからです。

A) のように固定の料金が適用されるわけではなく、選択肢 B) のようにスナップショットのコピー回数に関連する課金もありません。また、選択肢Dのようにスナップショットの保存期間に応じて課金されることもありません。コストは主にデータの容量に基づいています。

【正解】
C) Amazon Data Lifecycle Manager (Amazon DLM)

【解説】
EBSボリュームの定期的なバックアップと保持ポリシーを自動化するためには、Amazon Data Lifecycle Manager (Amazon DLM) を使用します。Amazon DLMは、EBSスナップショットのバックアップと保持ポリシーを管理するためのサービスで、タグに基づいてライフサイクルポリシーを設定できます。

Amazon CloudWatchは、監視とアラームのためのサービスであり、EBSボリュームのバックアップや保持ポリシーを自動化するためには適していません。
Amazon S3は、オブジェクトストレージサービスであり、EBSボリュームの定期的なバックアップと保持ポリシーを自動化するためのサービスではありません。
Amazon Redshiftは、データウェアハウスサービスであり、EBSボリュームのバックアップとは直接関係がありません。

【正解】
C) EBSボリューム自体が暗号化をサポートしており、ボリューム作成時に指定されます。

【解説】
EBSボリュームの暗号化は、EBSボリューム自体が暗号化をサポートしており、ボリュームが作成される際に指定されます。ユーザーは、ボリューム作成時に暗号化を有効にするかどうかを選択できます。暗号化を有効にすると、EBSボリューム内のデータは暗号化され、データの保護が強化されます。

A) のEC2ソフトウェア内ではなく、EBSボリューム自体で暗号化が行われます。
B) のS3は、EBSボリューム内のデータを暗号化する役割を果たしません。
D) のAWS Key Management Service (KMS)は、暗号鍵の管理を提供するサービスであり、EBSボリュームの暗号化とは直接関係がありません。