AWS CLF　問題1285-1288：AWS Lambda

【正解】
A) ユーザーがサーバーの管理をしなくてよいことを指します。

【解説】
“サーバーレス”は、ユーザーがサーバーの管理を意識せずにコードを実行できるコンピューティングモデルを指します。Lambdaを使用する場合、サーバーのプロビジョニングや管理の必要がなく、ユーザーはコードをデプロイし、Lambdaがリソースの管理を自動的に処理します。このため、サーバーレスアーキテクチャでは、ユーザーはサーバーの設定や保守に時間を費やす必要がなく、コードの開発とデプロイに集中できます。

【正解】
B) Lambda関数は、メモリの量に応じてCPU能力が割り当てられます。

【解説】
A) Lambda関数は1回の実行につき最大15分までの実行時間が許容されており、1時間ではなく15分です。
B) Lambda関数は、メモリの量に応じてCPU能力が割り当てられ、メモリとCPUのリソースが自動的に調整されます。メモリ設定によってコストやパフォーマンスを調整できます。
C) Lambda関数のOSや言語ランタイムの更新は、AWSによって自動的に管理され、開発者が手動で更新する必要はありません。
D) サーバーレスアーキテクチャの一部として、Lambda関数はサーバーのプロビジョニング、モニタリング、スケーリングなどのサーバーの管理作業が不要です。ユーザーはコードをデプロイし、AWSがインフラストラクチャの管理を担当します。

【正解】
A) コードの起動回数に対して課金されます。
C) コードの実行時間に対して課金されます。

【解説】
A) Lambda関数の起動回数に対して課金が行われます。つまり、Lambda関数が呼び出されるたびに課金が発生します。この課金は実行回数ごとに計算されます。
B) メモリの割り当てに対しても課金がありますが、これはメモリの量に応じてCPU能力が割り当てられる仕組みに関連しており、直接的な課金基準ではありません。
C) Lambda関数の実行時間が課金の基準となります。具体的には、実際の実行時間をミリ秒単位で計測し、その実行時間に応じた課金が行われます。たとえば、1つのLambda関数が100ms実行された場合、その100ms分の課金が発生します。
D) Lambda関数はサーバーレスアーキテクチャの一部であり、事前にプロビジョニングした仮想マシンの数に関連する課金はありません。 AWSが必要に応じてリソースをプロビジョニングおよび管理します。

【正解】
C) Amazon S3バケット

【解説】
AWS Lambdaのイベントソースは、Lambda関数をトリガーして実行するイベントを提供します。正確なイベントソースは使用ケースに依存しますが、Amazon S3バケットはLambda関数をトリガーするための一般的なイベントソースの1つです。これは、S3バケット内のオブジェクトが作成、更新、削除されたときにLambda関数を実行するのに便利です。例えば、新しいファイルがアップロードされたときにそのファイルを処理するなどのシナリオで利用されます。

他の選択肢について解説します。
A) VPC内のサブネットは、Lambda関数をトリガーするイベントソースではありません。Lambda関数は主に外部のイベントに応答するために使用されます。
B) インターネットゲートウェイは、Lambda関数をトリガーするためのイベントソースではありません。インターネットゲートウェイはVPC内のリソースがインターネットにアクセスするためのゲートウェイです。
D) Elastic Load Balancerは、Lambda関数をトリガーするためのイベントソースではありません。ELBはトラフィックの負荷分散に使用されます。