AWS CLF 問題1281-1284:Amazon VPC

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅳ|完全無料&徹底解説

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AWS CLF 問題1281-1284:Amazon VPC

問題1281:VPC内のプライベートサブネットに配置されたEC2インスタンスがインターネットにアクセスするために使用されるAWSリソースは何ですか?

A) VPCピア接続
B) インターネットゲートウェイ
C) VPCエンドポイント
D) NATデバイス

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【正解】
D) NATデバイス

【解説】
プライベートサブネットに配置されたEC2インスタンスがインターネットにアクセスするためには、NATデバイス(NATインスタンスまたはNATゲートウェイ)が必要です。これらのNATデバイスをパブリックサブネットに配置し、プライベートサブネット内のEC2インスタンスはNATデバイスを介してトラフィックをルーティングします。NATデバイスはプライベートサブネット内のEC2インスタンスがインターネットにアウトバウンドトラフィックを送信するのに使用され、安全にネットワークアドレス変換を行います。

他の選択肢について解説します。
A) VPCピア接続は異なるVPC間の通信を許可するためのものであり、インターネットアクセスとは直接関係ありません。
B) インターネットゲートウェイはパブリックサブネット内のリソースがインターネットと通信するために使用されますが、プライベートサブネット内のEC2インスタンスのインターネットアクセスには関与しません。
C) VPCエンドポイントはAWSサービスへのプライベート接続に使用され、インターネットアクセスとは直接関係ありません。

問題1282:VPC内のEC2からAWSサービスにプライベートに接続するために使用される機能は何ですか?

A) VPCピア接続
B) インターネットゲートウェイ
C) VPCエンドポイント
D) Elastic IP

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【正解】
C) VPCエンドポイント

【解説】
VPCエンドポイントは、VPC内のEC2インスタンスからAWSサービス(たとえばAmazon S3やAmazon DynamoDBなど)にプライベートに接続するための機能です。VPCエンドポイントを使用すると、インターネットを介さずにAWSサービスに安全にアクセスできます。VPCエンドポイントは、セキュアで高速なプライベート接続を提供します。

他の選択肢について解説します。
A) VPCピア接続は異なるVPC間の通信を許可するためのものであり、AWSサービスへのプライベート接続とは直接関係ありません。
B) インターネットゲートウェイはパブリックネットワークとの接続を提供し、プライベート接続ではなく、インターネットアクセスに使用されます。
D) Elastic IPはEC2インスタンスにパブリックIPアドレスを割り当てるためのものであり、AWSサービスへのプライベート接続とは関係ありません。

問題1283:企業がクラウドを使用する際、安全な通信経路を確立するために使用されるオプションは何ですか?

A) インターネットゲートウェイ
B) VPCピア接続
C) VPN接続
D) VPCエンドポイント

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【正解】
C) VPN接続

【解説】
企業がクラウドを使用する際、安全な通信経路を確立するために一般的に使用されるオプションはVPN(Virtual Private Network、仮想専用線)接続です。VPN接続を使用すると、企業のネットワークとクラウドプロバイダー(AWSなど)のVPC間で暗号化された安全な通信経路を確立できます。これにより、データのセキュリティが確保され、企業ネットワークとクラウドリソース間でプライベートな通信が可能になります。

他の選択肢について解説します。
A) インターネットゲートウェイは、VPC内のリソースがインターネットと通信するために使用されるもので、安全な通信経路を確立するためのVPN接続とは異なります。
B) VPCピア接続は、異なるVPC間の通信を許可するためのもので、安全な通信経路を確立するためのVPN接続とは異なります。
D) VPCエンドポイントはAWSサービスへのプライベート接続を提供しますが、企業のネットワークとの通信経路を確立するためのVPN接続とは異なります。

問題1284:企業のネットワークからAWSサービスに専用線接続するために使用されるAWSサービスは何ですか?

A) VPCエンドポイント
B) インターネットゲートウェイ
C) VPN接続
D) Direct Connect

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【正解】
D) Direct Connect

【解説】
企業のネットワークからAWSサービスに専用線接続を確立するために使用されるAWSサービスはDirect Connectです。Direct Connectは、専用線を使用して企業のデータセンターやオフィスとAWSリージョンとの間にプライベートな接続を提供します。これにより、高帯域幅で低遅延のネットワーク経路を確立し、安全で信頼性の高い通信を実現します。VPN接続と異なり、Direct Connectはインターネットを介さずに専用の通信経路を提供するため、セキュリティとパフォーマンスが向上します。

他の選択肢について解説します。
A) VPCエンドポイントはVPC内からAWSサービスへのプライベート接続を提供しますが、専用線接続とは異なります。
B) インターネットゲートウェイは、VPC内のリソースがインターネットと通信するために使用され、専用線接続とは関係ありません。
C) VPN接続は仮想専用線(VPN)を使用してAWSリソースとのプライベート接続を提供しますが、専用線接続(Direct Connect)とは異なります。