AWS CLF　問題1161-1164：Amazon S3・S3 Intelligent-Tiering

【正解】
A) Amazon S3 はサーバーレスのストレージソリューションです。
D) Amazon S3 は99.999999999% の耐久性を提供します。

【解説】
Amazon S3（Simple Storage Service）は、高い可用性と耐久性を持つスケーラブルなオブジェクトストレージサービスです。正しい特徴は以下の通りです。

A) 正解です。Amazon S3はサーバーレスのストレージソリューションです。これは、ユーザーが物理的なサーバーの管理や設定を気にすることなく、データの格納とアクセスを行えることを意味します。

B) Amazon S3 にはオブジェクト数の制限はありません。非常にスケーラブルなストレージサービスであり、大量のオブジェクトを格納できます。

C) Amazon S3 のオブジェクトは特定のサーバーと関連付けられるというのは誤りです。Amazon S3はオブジェクトストレージであり、物理的なサーバーに依存することなく、データの格納とアクセスを行います。

D) 正解です。Amazon S3はイレブンナイン（99.999999999%）の耐久性を提供します。これはデータの永続性を非常に高い水準で保証することを意味します。

【正解】
A) データアクセスパターンに基づいてデータを最適なストレージクラスに自動的に移動します。

【解説】
S3 Intelligent-Tiering ストレージクラスは、データアクセスパターンに基づいてデータを最適なストレージクラスに自動的に移動します。アクセス頻度が低いデータは低頻度アクセスストレージに移動し、アクセス頻度が高いデータは高頻度アクセスストレージに移動します。このようにすることで、コストを最適化しながらデータへのアクセスを最適化することができます。

【正解】
B) Virtual Private Cloud (VPC) のエンドポイントを使用してプライベートアクセスが可能です。

【解説】
Amazon S3はオブジェクトストレージサービスであり、様々な方法でデータにアクセスできます。正しいデータアクセス方法は以下の通りです。

B) 正解です。Amazon S3はVirtual Private Cloud (VPC) のエンドポイントを使用してプライベートネットワーク内からアクセスすることができます。これにより、セキュリティを強化し、インターネット経由でのアクセスを避けることができます。

A) インターネット経由での HTTP アクセスのみが可能というのは誤りです。Amazon S3は公開オブジェクトに対してHTTPまたはHTTPSを介してアクセスすることができますが、VPCエンドポイントを使用してプライベートにアクセスすることもできます。

C) AWS マネジメントコンソールのみからアクセスできるというのは誤りです。Amazon S3にはAWS SDKやAPIを使用してプログラムからアクセスすることも可能です。

D) デフォルトでどのデータもパブリックに共有アクセス制御が設定されているというのは誤りです。Amazon S3のバケットやオブジェクトのアクセス制御はデフォルトで非公開です。必要に応じてアクセス許可を設定することができます。

【正解】
A) オブジェクトごとにデータのアクセス頻度をモニタリングし、自動的にストレージクラスを変更します。

【解説】
S3 Intelligent-Tiering ストレージクラスは、オブジェクトごとにデータのアクセス頻度をモニタリングし、自動的にストレージクラスを変更します。アクセス頻度が低いデータは低頻度アクセスストレージに移動し、アクセス頻度が高いデータは高頻度アクセスストレージに移動します。このような動的なストレージクラスの変更により、コストを最適化しながらデータへのアクセスを最適化することができます。