AWS CLF　問題1157-1160：Amazon EBS

【正解】
B) Amazon EBS ボリュームはデータの変更を自動的にレプリケートします。
D) Amazon EBS ボリュームはスケーリングに対応しています。

【解説】
Amazon Elastic Block Store（Amazon EBS）は、Amazon EC2インスタンスにアタッチして使用するブロックベースのストレージサービスです。正しい特徴は以下の通りです。

A) Amazon EBS ボリュームはオブジェクトレベルのストレージではなく、ブロックベースのストレージです。つまり、ファイルシステムのようにオブジェクトを直接格納するのではなく、データはブロック単位で管理されます。

B) 正解です。Amazon EBS ボリュームはデータの変更を自動的にレプリケートします。このレプリケーションにより、データの冗長性と可用性が向上します。アベイラビリティーゾーン内にレプリケーションが行われるため、アベイラビリティの向上も期待できます。

C) Amazon EBS ボリュームは高いレイテンシーのパフォーマンスを提供するわけではありません。パフォーマンスは使用するボリュームタイプに依存し、SSDボリュームは低いレイテンシーと高いパフォーマンスを提供します。

D) 正解です。Amazon EBS ボリュームはスケーリングに対応しています。ボリュームサイズや性能を必要に応じて調整することができ、EC2インスタンスの要件に合わせてスケーリングする際に役立ちます。

【正解】
A) ストレージタイプによって、ストレージのコストが異なる。
B) ストレージタイプによって、スループットとレイテンシーが異なる。

【解説】
Amazon EBSは、異なるストレージタイプを提供しており、それぞれ異なる特性を持っています。正しい特徴は以下の通りです。

A) 正解です。異なるストレージタイプによって、ストレージのコストが異なります。たとえば、スループット重視のストレージタイプは高価なことがあり、低頻度アクセスが必要なストレージタイプはより低コストです。

B) 正解です。異なるストレージタイプは、スループット（データの転送速度）とレイテンシー（遅延時間）に影響を与えます。SSDタイプのストレージは高いスループットと低いレイテンシーを提供し、HDDタイプのストレージはそれぞれ異なります。

C) ストレージタイプによって、データの保存場所が異なるというのは誤りです。Amazon EBSのストレージは、AWSインフラ内のデータセンターに保存されます。

D) ストレージタイプによって、データのレプリケーションが異なるというのは誤りです。Amazon EBSはボリュームのアベイラビリティーゾーン内にレプリケーションを自動的に行います。

【正解】
D) 全ての選択肢が正しい

【解説】
Amazon EBS ボリュームは、ファイルシステムのデータストレージ、データベースのホスト、エンタープライズアプリケーションなど、さまざまな用途に使用できます。Amazon EBS ボリュームは、データの永続性と高いパフォーマンスを提供するため、多くのアプリケーションやワークロードに適しています。

【正解】
A) スナップショット

【解説】
Amazon EBS ボリュームのバックアップはスナップショットと呼ばれます。スナップショットは、ボリュームのデータのポイントインタイムコピーであり、データのリカバリや新しいボリュームの作成に使用されます。最初のスナップショットはベースラインスナップショットと呼ばれ、その後のスナップショットでは前のスナップショットとの差分のみがキャプチャされます。