AWS SAA　問題509-512：Amazon SQS

【正解】
A) 疎結合化アーキテクチャ

【解説】
Amazon SQSは、メッセージキューを通じてアプリケーションコンポーネントを疎結合化するために使用されます。これにより、アプリケーションのコンポーネント間の通信や調整を効果的に行うことができます。メッセージキューは、分散アプリケーションにおけるコンポーネント間の疎結合化をサポートする重要なツールです。

【正解】
A) スタンダードキュー
B) ファーストインファーストアウト (FIFO) キュー

【解説】
Amazon SQSは、スタンダードキューとFIFOキューの2つのタイプのメッセージキューをサポートしています。
スタンダードキューは、少なくとも1回はメッセージが確実に配信されるが、順序が保証されないタイプのキューです。メッセージの順序が重要でない場合や、高スループットが必要な場合に適しています。
ファーストインファーストアウト (FIFO) キューは、メッセージが送信された順序通りに1回だけ確実に処理されるように設計されています。メッセージの順序が重要であり、重複処理を防ぐ必要がある場合に使用されます。
プッシュキューやシンクロキューという名称のキュータイプはAmazon SQSには存在せず、スタンダードキューとFIFOキューの2つが提供されています。

【正解】
B) メッセージがキューに残る最大時間

【解説】
可視性タイムアウトは、Amazon SQSが他のコンシューマーが同じメッセージを同時に受信や処理できないようにするための期間です。コンシューマーがメッセージを受信して処理する際、そのメッセージは可視性タイムアウト期間中にキューから削除される必要があります。

【正解】
A) ショートポーリング
B) ロングポーリング

【解説】
Amazon SQSは、ショートポーリングとロングポーリングの2つのタイプのポーリングをサポートしています。

・ショートポーリング
これはデフォルトのポーリング方式であり、サーバーのサブセットをクエリしてメッセージを検索し、即座に応答を返します。メッセージが見つからなかった場合でも、すぐに応答を返すため、短い待機時間でポーリングが行われます。

・ロングポーリング
すべてのサーバーにメッセージをクエリし、レスポンスの最大メッセージ数を収集するか、ポーリング待機時間が経過するまでレスポンスを遅延させるポーリング方式です。ロングポーリングを使用することで、メッセージがキューに投入された瞬間に取得できるため、即時性を持ったポーリングが実現されます。

アクティブポーリングやパッシブポーリングという名称のポーリング方式はAmazon SQSには存在せず、ショートポーリングとロングポーリングが提供されています。