AWS SAA 問題305-308:ネットワーク ACL

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AWS SAA 問題305-308:ネットワーク ACL

問題305:ネットワークアクセスコントロールリスト (ネットワーク ACL) の特徴として正しいものはどれですか?

A) ネットワーク ACL はステートフルで、明示的なルールが不要です。
B) ネットワーク ACL はサブネット内のトラフィックを制御せず、VPC全体のトラフィックを制御します。
C) ネットワーク ACL はデフォルトですべてのインバウンドとアウトバウンドのトラフィックを許可します。
D) ネットワーク ACL はセキュリティグループと同じルールを使用して設定されます。

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【正解】
C) ネットワーク ACL はデフォルトですべてのインバウンドとアウトバウンドのトラフィックを許可します。

【解説】
ネットワーク ACL はデフォルトではすべてのインバウンドとアウトバウンドのIPv4およびIPv6トラフィックを許可します。しかし、ステートレスなので、明示的なルールが必要です。ネットワーク ACL の設定により、特定のサブネット内でトラフィックを制御することができます。

問題306:ネットワーク ACL とセキュリティグループの違いは何ですか?

A) ネットワーク ACL はサブネットレベルで動作し、セキュリティグループはインスタンスレベルで動作します。
B) ネットワーク ACL はステートフルで、セキュリティグループはステートレスです。
C) ネットワーク ACL はデフォルトですべてのトラフィックを拒否し、セキュリティグループはデフォルトですべてのトラフィックを許可します。
D) ネットワーク ACL は明示的なルールが不要ですが、セキュリティグループは明示的なルールが必要です。

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【正解】
A) ネットワーク ACL はサブネットレベルで動作し、セキュリティグループはインスタンスレベルで動作します。

【解説】
ネットワーク ACL はサブネット内のトラフィックを制御し、サブネットレベルで動作します。セキュリティグループは個々のインスタンスのトラフィックを制御し、インスタンスレベルで動作します。この違いにより、ネットワーク ACL はサブネット全体のトラフィックに影響を与えますが、セキュリティグループは個々のインスタンスのトラフィックに影響を与えます。ネットワーク ACL はステートレスであるため、インバウンドとアウトバウンドのトラフィック両方に明示的なルールが必要です。セキュリティグループは、ステートフルですが、インバウンドの明示的なルールが必要です。

問題307:VPC 内のインバウンドおよびアウトバウンドの IPv4 トラフィックと、IPv6 トラフィックをデフォルトで許可するセキュリティレイヤーはどれですか?

A) セキュリティグループ
B) ネットワーク ACL
C) ルートテーブル
D) インターネットゲートウェイ

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【正解】
B) ネットワーク ACL

【解説】
デフォルトでは、VPC 内のすべてのインバウンドおよびアウトバウンドの IPv4 トラフィックと、IPv6 トラフィックがネットワーク ACL によって許可されます。ネットワーク ACL は、VPC 内のサブネットのインバウンドとアウトバウンドのトラフィックを制御するためのセキュリティレイヤーです。各ネットワーク ACL ルールは、トラフィックを許可または拒否するための明示的な設定を提供します。

問題308:ネットワーク ACL とセキュリティグループのどちらがステートレスであるか選んでください。

A) ネットワーク ACL
B) セキュリティグループ
C) どちらもステートレスではない。
D) どちらもステートレス

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【正解】
A) ネットワーク ACL

【解説】
ネットワーク ACL はステートレスです。ステートレスとは、処理されたリクエストに関する情報を保持しないことを意味します。ネットワーク ACL はインバウンドとアウトバウンドのトラフィックに明示的なルールを必要とし、トラフィックが一度処理された後、それに関する情報を保持しません。逆に、セキュリティグループはステートフルであり、接続の状態を追跡し、許可されたレスポンストラフィックを自動的に許可することができます。