AWS CLF　問題1725-1728：データベースの種類

【正解】
B) インメモリ型データベースを提供し、データベースへの読み込み速度を高速化します。

【解説】
Amazon ElastiCacheは、主にインメモリ型データベースを提供するために使用されます。このサービスは、データベースへの読み込み速度を高速化し、一般的なデータベースからデータをキャッシュし、データベースへのアクセス負荷を軽減するのに役立ちます。主要な使用例は、ウェブアプリケーションのパフォーマンス向上やデータベースクエリの高速化です。

【正解】
C) 大量のデータを効率的に分析するために使用され、データウェアハウスとして機能します。

【解説】
Amazon Redshiftは、データウェアハウスとして使用されることが主な目的です。Redshiftは大規模なデータセットを効率的に格納し、高速なデータ分析を実行するために設計されています。ビジネスインテリジェンス、データ分析、レポート生成などのデータ関連の作業に適しており、複雑なクエリや集計操作を高速に実行できます。これにより、組織はビッグデータ分析やデータウェアハウスの構築にRedshiftを活用できます。

【正解】
A) DynamoDBはスキーマレスであり、柔軟なデータモデリングをサポートします。

【解説】
DynamoDBはスキーマレス（スキーマが動的である）なデータベースで、データの構造を事前に厳密に定義する必要がありません。これにより、柔軟なデータモデリングが可能で、異なるアイテム（レコード）が異なる属性セットを持つことができます。この柔軟性は、アプリケーションの変更や拡張に対応するのに役立ちます。

他の選択肢についても説明します。
B) DynamoDBはトランザクションの処理をサポートしており、複数の操作をアトミックに実行できます。
→ これは誤りです。DynamoDBはトランザクションをサポートしていません。複数のアイテムにまたがる操作をアトミックに実行することはできません。

C) DynamoDBはデータのインデックスをサポートせず、主キーでのみデータにアクセスできます。
→ これは誤りです。DynamoDBはセカンダリインデックスをサポートし、主キー以外の属性を使用したクエリを実行できます。これにより、高度なクエリやデータのフィルタリングが可能です。

D) DynamoDBは単一のリージョンでのみ利用可能で、グローバルなデータデプロイメントには対応していません。
→ これは誤りです。DynamoDBはグローバルテーブルとしてデータを展開することができ、複数のリージョンでのデータの同期がサポートされています。これにより、高可用性と耐久性が向上し、地理的に分散したユーザーやアプリケーションに対応できます。

【正解】
A) DynamoDBは、データの自動スケーリングをサポートし、急な負荷増加にも対応できます。

【解説】
A) DynamoDBは、データベースの自動スケーリングをサポートすることができるため、負荷が増加した際にも追加のリソースを自動的に割り当てて処理をスケーリングさせることが可能です。この機能により、アプリケーションの負荷が増加した場合でも、高いパフォーマンスを維持しながらスケーリングできるため、運用が簡便で効率的です。
B) DynamoDBはSQLクエリをサポートしていません。代わりに、NoSQLデータベースとして、柔軟なデータモデリングとクエリ言語を提供しています。
C) DynamoDBは有料のサービスであり、使用量に応じて料金が発生します。無料の枠組みは提供されていません。
D) DynamoDBはデータの自動バックアップをサポートしており、手動でのバックアップだけでなく、自動的なバックアップも設定できます。データの耐久性を高め、データの損失を防ぐために利用されます。