AWS CLF 問題1533-1536:AWS IAM

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AWS CLF 問題1533-1536:AWS IAM

問題1533:IAMポリシーの “Sid” フィールドは何を表しますか?

A) ポリシーの名前
B) ポリシーの説明
C) ポリシーの有効期限
D) 利用者が任意で記述可能な識別子

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【正解】
D) 利用者が任意で記述可能な識別子

【解説】
IAMポリシーの “Sid” フィールドは、利用者が任意で記述可能な識別子を表します。一般的にはポリシーの内容を説明する文字列などが設定されますが、実際の機能には影響しません。

問題1534:IAMで最小の範囲で権限を付与することが推奨される理由は何ですか?

A) セキュリティを犠牲にすることなく、全てのユーザーに権限を与えるべきであるから
B) 不必要なアクセスを制限し、権限の誤使用を防ぐため
C) 管理が簡単になるため
D) AWSコストを削減するため

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【正解】
B) 不必要なアクセスを制限し、権限の誤使用を防ぐため

【解説】
最小の範囲で権限を付与することが推奨される主な理由は、セキュリティの向上です。不必要なアクセス権限を制限することで、権限の誤使用や不正アクセスを防ぐことができます。また、セキュリティの観点から、原則として最小特権の原則が適用され、ユーザーやリソースに与えられるアクセス権限は最小限にとどめるべきです。

問題1535:IAMグループとIAMロールの主な違いは何ですか?

A) IAMグループはAWSリソースにアクセス権を付与するために使用され、IAMロールはIAMユーザーをまとめるために使用される。
B) IAMグループはIAMユーザーをまとめるために使用され、IAMロールはAWSリソースにアクセス権を付与するために使用される。
C) IAMグループとIAMロールには違いはない。
D) IAMグループはAWSサービスへのアクセスに使用され、IAMロールはIAMユーザーにアクセス権を与えるために使用される。

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【正解】
B) IAMグループはIAMユーザーをまとめるために使用され、IAMロールはAWSリソースにアクセス権を付与するために使用される。

【解説】
IAMグループはIAMユーザーをまとめて管理するためのものであり、ユーザーアカウントに関連付けられます。一方、IAMロールはAWSリソースに対するアクセス権限を付与するために使用され、IAMユーザーに関連付けられることもありますが、AWSリソースがそのロールを引き受けることでアクセス権限が付与されます。

問題1536:AWS IAMポリシーにおいて、次のどの要素が「Effect」キーで設定されることがありますか?

A) 操作の許可または拒否
B) ポリシーのバージョン
C) リソースのARN
D) ポリシーの説明文

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【正解】
A) 操作の許可または拒否

【解説】
AWS Identity and Access Management(IAM)ポリシーでは、”Effect”キーは非常に重要な要素の1つです。このキーは、ポリシーが行うアクションの効果を指定します。具体的には、次の2つの値が設定できます。

・”Allow”(許可): この値を指定すると、ポリシーがアクションを許可します。IAMユーザーやロールにこのポリシーがアタッチされた場合、指定されたアクションは実行できます。

・”Deny”(拒否): この値を指定すると、ポリシーがアクションを拒否します。IAMユーザーやロールにこのポリシーがアタッチされた場合、指定されたアクションは実行できません。

ポリシーの”Effect”キーを設定することにより、特定のアクションが許可されるか拒否されるかを制御できます。ポリシーを構築する際には、このキーを適切に設定して、セキュリティ要件に合致する権限を付与または制限します。