AWS CLF　問題1425-1428：AWSを使ったWebシステム

【正解】
A) AWS Direct Connect

【解説】
オンプレミスからAWSへのデータ移行時に、通信の安定性を確保したい場合に使用できる主要なAWSのサービスはAWS Direct Connectです。AWS Direct Connectは、専用線を介してAWSクラウドに安全かつ高速に接続できるサービスで、インターネットを経由せずにデータを移行できます。

B) Amazon S3: S3はオブジェクトストレージサービスであり、通信の安定性を確保するための直接的なサービスではありません。
C) Elastic Load Balancing: ELBはトラフィックの負荷分散を提供しますが、通信の安定性を確保するためのサービスではありません。
D) AWS Snowball: Snowballは大容量のデータを物理デバイスを使用してAWSに送信するためのサービスであり、通信の安定性を提供するものではありません。

正しい回答は「A) AWS Direct Connect」です。 AWS Direct Connectを使用することで、オンプレミスからAWSへのデータ移行時に高速かつ信頼性のある通信を確保できます。

【正解】
B) AWS Snowball

【解説】
大量のデータをオンプレミスからAWSに移行する場合、AWS Snow FamilyのうちAWS Snowballを使用できます。AWS Snowballは物理的なデバイスを提供し、テラバイト規模のデータを安全かつ高速にAWSに送信できます。AWS Snowballはデータ移行を効率化し、大規模なデータセットをクラウドに移行するのに役立ちます。

A) AWS Snowflake: AWS Snowflakeはデータウェアハウスプラットフォームであり、データ移行サービスではありません。
C) AWS Snowstorm: AWS SnowstormはAWSのサービス名ではなく、存在しないサービスです。
D) AWS Snowcone: AWS SnowconeはAWS Snow Familyの一部であり、小型のデータ移行デバイスですが、AWS Snowballよりもデータ容量が少ないため、大量のデータ移行には適していません。

正しい回答は「B) AWS Snowball」です。 AWS Snowballを使用して、大規模なデータセットをAWSに効率的に移行できます。

【正解】
C) Elastic Load Balancing

【解説】
プレゼンテーション層は、ユーザーインターフェースやフロントエンドアプリケーションが実行される場所です。Elastic Load Balancing（ELB）は、複数のプレゼンテーション層サーバーへのトラフィックの負荷分散を提供するAWSのサービスです。ユーザーからのリクエストが自動的に複数のプレゼンテーション層サーバーに分散され、冗長性と可用性が向上します。したがって、プレゼンテーション層の構築にはElastic Load Balancingが最適です。

Amazon RDSはリレーショナルデータベースを提供するサービスで、データ層の一部として使用されることがあります。Amazon S3はオブジェクトストレージサービスで、静的なコンテンツやデータを保存するために使用されます。AWS Lambdaはサーバーレスコンピューティングを提供するため、バックエンドのコードの実行に使用されますが、通常はプレゼンテーション層ではなくアプリケーション層やデータ層で使用されます。

【正解】
C) Elastic Load Balancing

【解説】
冗長化したWebシステムにおいて、負荷分散を実現する主要なサービスはElastic Load Balancing（ELB）です。Elastic Load Balancingは、トラフィックを複数のAmazon EC2インスタンスやコンテナなどのバックエンドリソースに分散させるためのサービスです。ELBは、ユーザーからのリクエストを受け取り、適切なバックエンドリソースに振り分ける役割を果たします。これにより、各リソースに対する負荷が均等に分散され、システムのスケーラビリティと可用性が向上します。

Amazon RDSはリレーショナルデータベースのマネージドサービスであり、Amazon S3はオブジェクトストレージサービスです。AWS Lambdaはサーバーレスコンピューティングを実現するサービスで、直接負荷分散に使用されるものではありません。したがって、負荷分散のためにはElastic Load Balancingを選択するのが適切です。