AWS SAA 問題233-236:Amazon RDS
AWS SAA 問題233-236:Amazon RDS
問題233:マルチ AZ 配置を使用することの利点は次のうちどれですか?(2つ選択)
A) パフォーマンスの向上
B) 耐久性の向上
C) スケーラビリティの向上
D) 読み取り負荷の向上
解答解説:
解答:
B) 耐久性の向上
C) スケーラビリティの向上
解説:
マルチ AZ 配置の利点は、耐久性と可用性の向上にあります。
・耐久性の向上
マルチ AZ 配置では、プライマリデータベースインスタンスが複数のアベイラビリティーゾーンにレプリケーションされます。これにより、一つのアベイラビリティーゾーンに障害が発生しても、他のアベイラビリティーゾーンに存在するスタンバイインスタンスが自動的にフェイルオーバーして処理を引き継ぐことができます。このレプリケーションにより、データの冗長性が高まり、データの損失を最小限に抑えることができます。
・可用性の向上
マルチ AZ 配置では、プライマリデータベースインスタンスと同期したスタンバイインスタンスが別のアベイラビリティーゾーンに配置されています。そのため、プライマリデータベースインスタンスに障害が発生した場合でも、スタンバイインスタンスが自動的にフェイルオーバーされ、データベースの可用性が高い状態が維持されます。この自動フェイルオーバーにより、アプリケーションの停止やサービスの中断を最小限に抑えることができます。
問題234:Amazon RDSで利用できるパフォーマンス用のリードレプリカは次のデータベースエンジンのうちどれですか?
A) MySQL
B) Microsoft SQL Server
C) Amazon Redshift
D) MongoDB
解答解説:
解答:A) MySQL
解説:
Amazon RDSで利用できるパフォーマンス用のリードレプリカは次のデータベースエンジンです。
・MySQL
・MariaDB
・PostgreSQL
・Oracle
これらのデータベースエンジンを使用している場合、Amazon RDSではパフォーマンス向上のためにリードレプリカを作成して読み取り負荷を分散させることができます。
問題235:Amazon RDSのバックアップソリューションについて、スナップショットとトランザクションログはどこに格納されるか?
A) Amazon S3 バケット
B) Amazon DynamoDB テーブル
C) Amazon EBS ボリューム
D) Amazon Glacier アーカイブ
解答解説:
解答:A) Amazon S3 バケット
解説:
Amazon RDSのバックアップソリューションでは、スナップショットとトランザクションログは Amazon S3 バケットに格納されます。
Amazon RDSでは、自動または手動でデータベースのスナップショットを取得し、トランザクションログも同様にバックアップされます。これにより、データベースの復元やリカバリが必要な場合に迅速かつ簡単に行うことができます。
問題236:パフォーマンス用のリードレプリカを使用する際の制限は次のうちどれですか?(2つ選択)
A) プライマリごとに 3 つのリードレプリカ
B) プライマリごとに 5 つのリードレプリカ
C) 読み取り後の書き込み整合性を厳密に保つ場合は、プライマリから読み取る必要がある。
D) リードレプリカは使用できるデータベースエンジンによって異なる。
解答解説:
解説:
B) プライマリごとに 5 つのリードレプリカ
C) 読み取り後の書き込み整合性を厳密に保つ必要がある。
解説:
Amazon RDSのパフォーマンス用のリードレプリカには、次の制限があります。
・プライマリごとに最大 5 つのリードレプリカを使用できる。
・書き込み後の読み取り整合性を厳密に保つ必要がある場合は、リードレプリカではなくプライマリから読み取る必要がある。
リードレプリカは、パフォーマンス向上や可用性向上のために使用される機能ですが、リードレプリカにはプライマリデータベースインスタンスのコピーであるため、厳密な読み取り後の書き込み整合性を必要とする処理はプライマリから行う必要があります。リードレプリカは、Amazon RDS for MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Oracle でサポートされています。