AWS SAA　問題217-220：プレイスメントグループ

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AWS SAA　問題217-220：プレイスメントグループ

問題217：プレイスメントグループを使用して、アベイラビリティーゾーンでインスタンスを実行する場所を制御することができます。これにより、プレイスメントグループ間のネットワークパフォーマンスが向上し、相関障害や同時障害の発生を軽減することができます。次のうち、AWSのプレイスメントグループのうち、同じアベイラビリティーゾーン内のインスタンスをまとめて低レイテンシーと高ネットワークパフォーマンスを実現するものはどれですか？

A) クラスタープレイスメントグループ
B) パーティションプレイスメントグループ
C) スプレッドプレイスメントグループ

解答解説：
解答：A) クラスタープレイスメントグループ

解説：
クラスタープレイスメントグループは、同じアベイラビリティーゾーン内のインスタンスをまとめて低レイテンシーと高ネットワークパフォーマンスを実現するためのプレイスメントグループです。このグループではインスタンスはネットワークの二分帯域幅の広い同じセグメントに配置され、TCP/IPトラフィックのフローあたりのスループット上限が最大10 Gbpsになります。クラスタープレイスメントグループは、ネットワークレイテンシーが低い場合、ネットワークスループットが高い場合、またはその両方の場合にメリットがあるアプリケーションに最適です。

問題218：パーティションプレイスメントグループは、複数の論理パーティションにインスタンスを分散させ、ハードウェアの相関障害が発生する可能性を低減します。各パーティションには独自のラックセットがあり、各ラックには独自のネットワークおよび電源があります。次のうち、AWSのプレイスメントグループのうち、複数の論理パーティションにインスタンスを分散させ、1つのパーティション内のインスタンスのグループが、基盤となるハードウェアを別のパーティション内のインスタンスのグループと共有しないようにするものはどれですか？

A) クラスタープレイスメントグループ
B) パーティションプレイスメントグループ
C) スプレッドプレイスメントグループ

解答解説：
解答：B) パーティションプレイスメントグループ

解説：
パーティションプレイスメントグループは、複数の論理パーティションにインスタンスを分散させ、1つのパーティション内のインスタンスのグループが、基盤となるハードウェアを別のパーティション内のインスタンスのグループと共有しないようにするためのプレイスメントグループです。各パーティションには独自のラックセットがあり、各ラックには独自のネットワークおよび電源があります。パーティションプレイスメントグループは大規模で分散された複製ワークロードに推奨されます。

問題219：スプレッドプレイスメントグループは、異なる物理ラックにインスタンスを配置し、ハードウェアの相関障害を低減します。各ラックには独自のネットワークおよび電源があります。グループは複数のアベイラビリティーゾーンにまたがることができます。スプレッドプレイスメントグループは、少数の重要なインスタンスが互いに分離して保持される必要があるアプリケーションに推奨されます。次のうち、AWSのプレイスメントグループのうち、異なる物理ラックにインスタンスを配置してハードウェアの相関障害を低減し、少数の重要なインスタンスが互いに分離して保持される必要があるアプリケーションに適しているものはどれですか？

A) クラスタープレイスメントグループ
B) パーティションプレイスメントグループ
C) スプレッドプレイスメントグループ

解答解説：
解答：C) スプレッドプレイスメントグループ

解説：
スプレッドプレイスメントグループは、異なる物理ラックにインスタンスを配置してハードウェアの相関障害を低減し、少数の重要なインスタンスが互いに分離して保持される必要があるアプリケーションに推奨されるプレイスメントグループです。各ラックには独自のネットワークおよび電源があります。グループは複数のアベイラビリティーゾーンにまたがることができます。スプレッドプレイスメントグループは、大規模な分散された複製ワークロードやレプリケートされたワークロードのデプロイにも使用されます。

問題220：プレイスメントグループに関する説明で、次のうちどれが正しいですか？

A) プレイスメントグループを組むと複数のEC2間の通信が通常よりも高速になり、その代わりに可用性が下がる。
B) プレイスメントグループはすべてのインスタンスタイプでサポートされている。
C) プレイスメントグループは複数のアベイラビリティーゾーンにまたがることができない。
D) プレイスメントグループは複数のVPCにまたがることができない。

解答解説：
解答：A) プレイスメントグループを組むと複数のEC2間の通信が通常よりも高速になり、その代わりに可用性が下がる。

解説：
プレイスメントグループを使用すると、同じプレイスメントグループ内のEC2インスタンス間の通信が通常よりも高速になります。これは、同じプレイスメントグループ内のインスタンスが同じ物理サーバラックに配置されるため、ネットワークのレイテンシーやスループットが向上するためです。

しかし、この高速化と引き換えに、可用性が下がることに注意する必要があります。プレイスメントグループ内のインスタンスが同じ物理ホストに配置されるため、物理ホストが障害を起こした場合、グループ内の全てのインスタンスに影響を及ぼす可能性が高くなります。そのため、プレイスメントグループを使用する場合は、高い可用性が求められるワークロードには適していない場合があります。

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