AWS SAA 問題145-148:EC2全般

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AWS SAA 問題145-148:EC2全般

問題145:EC2インスタンスの休止(hibernation)に関する以下の説明のうち、正しいものを選んでください。

A) 休止状態のインスタンスは、メモリ内ストレージやプライベートIPアドレスが失われます。
B) 休止状態のインスタンスを再度起動すると、インスタンスのホストコンピューターが変更されることはありません。
C) 休止状態のインスタンスを起動すると、新しいホストコンピューターに移動することはありません。
D) 休止状態のインスタンスを起動すると、インスタンスは再起動前の場所に復元されます。

解答解説:
解答:D) 休止状態のインスタンスを起動すると、インスタンスは再起動前の場所に復元されます。

解説:
休止(hibernation)とは、EC2インスタンスが一時的にシャットダウンされるが、メモリ内ストレージ、プライベートIPアドレス、およびElastic IPアドレスが保持される機能です。休止状態のインスタンスを再度起動すると、休止する前の状態が復元されます。これにより、再起動前と同じ状態でインスタンスが再開されます。

選択肢 A) は誤りです。休止状態のインスタンスは、メモリ内ストレージやプライベートIPアドレスが保存されます。これらの情報はインスタンスの休止中も保持されます。

選択肢 B) は誤りです。インスタンスが休止状態から再起動する際、通常は新しいホストコンピューターに移動することがあります。ただし、ホストコンピューターに問題がない場合は、同じホストコンピューターに残ることもあります。

選択肢 C) は誤りです。インスタンスが休止状態から再起動すると、多くの場合、新しいホストコンピューターに移動します。ただし、問題がない場合は同じホストコンピューターに残ることもあります。

問題146:EC2インスタンスの状態に関する以下の説明のうち、誤っているものを選んでください。

A) インスタンスが再起動されると、状態は再起動中状態に切り替わります。
B) インスタンスが完全に起動し準備ができると、状態は保留中状態から実行中状態に切り替わります。
C) インスタンスが実行中状態から停止すると、インスタンスのストレージなどのリソースに対するコストは発生しません。
D) インスタンスがAMIから最初に起動されると、保留中の状態になります。

解答解説:
解答:C) インスタンスが実行中状態から停止すると、インスタンスのストレージなどのリソースに対するコストは発生しません。

解説:
インスタンスが実行中状態から停止すると、停止中の状態になりますが、その際にもインスタンスのストレージなど一部のリソースに対するコストは引き続き発生します。EC2インスタンスのストレージ(EBSボリューム)は、インスタンスが停止している間も保持されるため、停止中のインスタンスにはコストがかかります。

選択肢 A) は正しい説明です。インスタンスが再起動されると、状態は再起動中状態に切り替わります。再起動が完了すると再び実行中状態になります。

選択肢 B) は正しい説明です。インスタンスが完全に起動し準備ができると、状態は保留中状態から実行中状態に切り替わります。

選択肢 D) は正しい説明です。インスタンスがAMIから最初に起動されると、保留中の状態になります。この状態では、インスタンスがホストコンピューターでプロビジョニングされており、起動中であることを示します。保留中の状態では、インターネット経由で実行中のインスタンスに接続し、使用を開始できます。


問題147:EC2 Image Builderrに関する以下の説明のうち、正しいものを選んでください。

A) イメージの作成に必要なすべてのコンポーネントを提供します。
B) イメージのセキュリティ脆弱性を軽減するための脆弱性スキャンを自動的に実行します。
C) イメージを本番環境で使用する前にAWSによるテストが自動的に実行されます。
D) EC2 Image Builderは、Linuxイメージの作成とメンテナンスに特化しており、Windowsイメージの作成はサポートされていません。

解答解説:
解答:A) イメージの作成に必要なすべてのコンポーネントを提供します。

解説:
EC2 Image Builderを使用する利点の1つは、必須コンポーネントのみでイメージを作成できることです。EC2 Image Builderは必要なコンポーネントを自動的に組み込んでイメージを作成します。これにより、不要なコンポーネントが含まれるリスクを軽減し、セキュリティ面でより信頼性の高いイメージを作成することができます。ユーザーは手動でコンポーネントを選択する必要はなく、必要な設定を指定してイメージをビルドすることができます。これにより、イメージの作成プロセスが簡素化され、追加の手動作業を最小限に抑えることができます。

選択肢 B) は誤りです。EC2 Image Builderは脆弱性スキャンを自動的に実行するわけではありません。ただし、作成したイメージに対して後続の手順でセキュリティスキャンを実行することは可能です。

選択肢 C) は誤りです。EC2 Image Builderはイメージを検証するためにAWSが提供するテストやユーザー独自のテストをサポートしますが、これらのテストが自動的に実行されるわけではありません。EC2 Image Builderはイメージの作成と検証を支援するためのサービスであり、テスト自体を自動的に実行するわけではありません。

選択肢 D) は誤りです。EC2 Image BuilderはLinuxイメージだけでなく、Microsoft Windowsイメージの作成もサポートしています。両方のタイプのイメージを作成、メンテナンス、検証、共有、デプロイすることができます。

問題148:EC2インスタンスを停止した場合の動作について、以下のうち正しい説明を選んでください。

A) インスタンスが停止すると、関連するEBSボリュームが削除されます。
B) インスタンスが停止すると、パブリックIPアドレスが解放されます。
C) インスタンスが停止すると、起動時に割り当てられたセキュリティグループがリセットされます。
D) インスタンスが停止すると、自動的にスナップショットが作成されます。

解答:B) インスタンスが停止すると、パブリックIPアドレスが解放されます。

解説:
選択肢 A) は誤りです。EC2インスタンスを停止しても、関連するEBSボリュームは削除されません。EBSボリュームはインスタンスの永続的なストレージであり、インスタンスの停止や再起動に関係なく保持されます。

選択肢 B) は正しいです。EC2インスタンスを停止すると、そのインスタンスが割り当てられていたパブリックIPアドレスは解放されます。停止したインスタンスを再度起動する際には、新しいパブリックIPアドレスが割り当てられます。ただし、Elastic IP(EIP)をインスタンスに関連付けている場合は、EIPは解放されず、停止と再起動後に同じEIPが保持されます。

選択肢 C) は誤りです。インスタンスの停止は、セキュリティグループの設定に影響を与えません。停止した後もセキュリティグループの設定は保持されます。

選択肢 D) は誤りです。EC2インスタンスの停止時に自動的にスナップショットが作成されることはありません。スナップショットは、EBSボリュームなどのAmazon Elastic Block Store(EBS)リソースをバックアップする際に手動で作成する必要があります。

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