AWS SAA 問題025-028:AWSグローバルインフラストラクチャ
AWS SAA 問題025-028:AWSグローバルインフラストラクチャ
問題025:AWSのリージョンとアベイラビリティーゾーンの関係について、以下の説明のうち正しいものを選びなさい。
A) 各リージョンは複数のアベイラビリティーゾーンで構成され、アベイラビリティーゾーンはリージョンを構成する要素である。
B) AWSリージョンはデータセンターを指し、アベイラビリティーゾーンはデータセンター内の特定のエリアを指す。
C) リージョンとアベイラビリティーゾーンは同義であり、使用されるコンテキストによって呼び方が異なる。
D) リージョンとアベイラビリティーゾーンは独立した概念であり、直接的な関連性はない。
解答解説:
解答:A) 各リージョンは複数のアベイラビリティーゾーンで構成され、アベイラビリティーゾーンはリージョンを構成する要素である。
解説:
各AWSリージョンは複数のアベイラビリティーゾーンで構成されます。アベイラビリティーゾーンは、物理的に独立したデータセンターまたはデータセンターのグループを指します。リージョンは、これらのアベイラビリティーゾーンの集合体であり、AWSのサービスが提供される地理的なエリアを示します。
選択肢 B)は誤りです。アベイラビリティーゾーンはデータセンター内の特定のエリアを指すものではありません。アベイラビリティーゾーンは、データセンター自体を構成する要素です。
選択肢 C)は誤りです。リージョンとアベイラビリティーゾーンは異なる概念であり、同義ではありません。リージョンは地理的なエリアを指し、アベイラビリティーゾーンはリージョン内のデータセンターのグループを指します。
選択肢 D)は誤りです。リージョンとアベイラビリティーゾーンは密接に関連しており、リージョンはアベイラビリティーゾーンの集合体です。
したがって、正しい選択肢は A)です。
問題026:AWSのリージョン間の通信に関して、以下の説明のうち正しいものを選びなさい。
A) リージョン間の通信はAWSのバックボーンネットワークのインフラストラクチャを使用して行われる。
B) リージョン間の通信はインターネットを介して行われる。
C) リージョン間の通信はVPN接続を使用して行われる。
D) リージョン間の通信はリージョン固有のプライベートネットワークを介して行われる。
解答解説:
解答:A) リージョン間の通信はAWSのバックボーンネットワークのインフラストラクチャを使用して行われる。
解説:
AWSのリージョン間の通信はAWSのバックボーンネットワークのインフラストラクチャを使用して行われます。AWSはグローバルなネットワークバックボーンを構築しており、リージョン間の通信はこのバックボーンネットワークを介して高速かつセキュアに行われます。
選択肢 B)は誤りです。リージョン間の通信はインターネットを介して行われるものではありません。
選択肢 C)は誤りです。リージョン間の通信はVPN接続を使用する必要はありません。VPN接続はAWSリソースとオンプレミス環境との間のセキュアな通信に使用されます。
選択肢 D)は誤りです。リージョン間の通信はリージョン固有のプライベートネットワークではなく、AWSのバックボーンネットワークを使用して行われます。
したがって、正しい選択肢はAです。
問題027:AWS Local Zonesは以下のうちどれに使用されますか?
A) 地理的に近いエンドユーザーやリソースに近いアプリケーションの実行
B) AWSのデータセンターの一部を指す。
C) AWSのリージョンとアベイラビリティーゾーンの間の通信を高速化する。
D) AWSのサービスをより低いレイテンシーで配信する。
解答と解説:
解答:A) 地理的に近いエンドユーザーやリソースに近いアプリケーションの実行
解説:
AWS Local Zonesは、地理的に近いエンドユーザーやリソースに近いアプリケーションの実行を可能にします。AWS Local Zonesを使用することで、特定の地域におけるレイテンシーの影響を受けやすいアプリケーションを、地理的に近い場所で実行することができます。
選択肢Bは誤りです。AWS Local ZonesはAWSのデータセンターの一部を指すものではありません。
選択肢Cは誤りです。AWS Local Zonesはリージョンとアベイラビリティーゾーンの間の通信を高速化するためのものではありません。
選択肢Dは誤りです。AWS Local ZonesはAWSのサービスを低いレイテンシーで配信するためのものではありません。その役割はAWSのエッジロケーションやリージョン別エッジキャッシュが担っています。
したがって、正しい選択肢はAです。
問題028:AWSの接続ポイント (POP) は何のために使用されますか?
A) ネットワークセキュリティを向上させるための接続ポイント
B) エンドユーザーに低いレイテンシーでコンテンツを配信するための接続ポイント
C) AWSのリージョン間の通信を高速化するための接続ポイント
D) 特定の地域におけるエンドユーザーやリソースに近いアプリケーションの実行を可能にするための接続ポイント
解答と解説:
解答:B) エンドユーザーに低いレイテンシーでコンテンツを配信するための接続ポイント
解説: AWSの接続ポイント (POP) は、エンドユーザーに低いレイテンシーでコンテンツを配信するために使用されます。POPはAmazon CloudFrontのエッジロケーションやリージョン別エッジキャッシュの一部であり、グローバルネットワークを通じてエンドユーザーに近い場所に配置されます。
選択肢Aは誤りです。接続ポイントはネットワークセキュリティを向上させるためのものではありません。
選択肢Cは誤りです。接続ポイントはAWSのリージョン間の通信を高速化するためのものではありません。それはAWSのバックボーンネットワークが担っています。
選択肢Dは誤りです。接続ポイントは特定の地域におけるエンドユーザーやリソースに近いアプリケーションの実行を可能にするものではありません。それはAWS Local Zonesが担っています。
したがって、正しい選択肢はBです。