AWS SAA 問題013-016:ソリューションの設計
AWS SAA 問題013-016:ソリューションの設計
問題013:以下のうち、ソリューション設計において重要な考慮事項はどれですか?
A) ハードウェアの変更に対応できるように設計する。
B) アプリケーションの容量を最大化する。
C) システムのすべてのコンポーネントを単一障害点にする。
D) インフラストラクチャのスケーラビリティを無視する。
解答と解説:
解答:A) ハードウェアの変更に対応できるように設計する。
解説:
ソリューション設計では、ハードウェアの変更に対応できるように設計することが重要です。ハードウェアの故障やアップグレードの必要性に柔軟に対応できるようにすることで、システムの可用性と持続性を高めることができます。
選択肢B)は誤りです。容量を最大化するだけではなく、他の要素とのトレードオフを考慮する必要があります。
選択肢C)は誤りです。すべてのコンポーネントを単一障害点にすることは避けるべきです。ソリューション設計では、冗長性と可用性を確保するために、単一障害点を回避する方法を採用する必要があります。
選択肢D)は誤りです。インフラストラクチャのスケーラビリティを無視することはできません。需要の増加に応じてスケーリングできるように設計することが重要です。
したがって、正しい選択肢はAです。
問題014:以下のうち、ソリューション設計において重要な考慮事項はどれですか?
A) コストよりも市場投入までのスピードを優先すること
B) 一貫性と耐久性をトレードオフすること
C) トレードオフについて慎重に検討すること
D) アーキテクチャの複雑さを最小限にすること
解答と解説:
解答:C) トレードオフについて慎重に検討すること
解説:
ソリューション設計では、トレードオフについて慎重に検討することが重要です。最適なアプローチを選択するためには、一貫性、耐久性、容量などの要素を時間やレイテンシーとトレードすることが必要です。例えば、一貫性を犠牲にしてパフォーマンスを改善することや、市場投入までのスピードを優先することも考慮されます。
選択肢A)は誤りです。コストよりも市場投入までのスピードを優先するかどうかは、具体的な要件やビジネスの目標によって異なります。
選択肢B)は誤りです。一貫性と耐久性はトレードオフの関係にありますが、これらをトレードオフするかどうかは、具体的なシナリオや要件によって異なります。
選択肢D)は誤りです。アーキテクチャの複雑さを最小限にすることは望ましいですが、必ずしも最も重要な考慮事項ではありません。
したがって、正しい選択肢はC)です。
問題015:ソリューション設計において、疎結合化を実現するために使用できる2つの方法は何ですか?
A) ロードバランサーとネットワークゲートウェイ
B) リソースの使い捨てとハードウェアの変更
C) キャッシングサービスとセキュリティグループ
D) ロードバランサーとメッセージキュー
解答解説:
解答:D) ロードバランサーとメッセージキュー
解説:
ソリューション設計において、疎結合化を実現するために使用できる2つの方法はロードバランサーとメッセージキューです。ロードバランサーを使用すると、トラフィックが複数のコンポーネントに均等に分散され、単一のコンポーネントが単一障害点になるリスクを軽減できます。メッセージキューを使用すると、異なるコンポーネント間で非同期にメッセージをやり取りできるため、コンポーネント間の結合が緩和されます。
選択肢A)は誤りです。ロードバランサーとネットワークゲートウェイは疎結合化を実現するために使用できる要素ではありません。
選択肢B)は誤りです。リソースの使い捨てとハードウェアの変更は、ソリューション設計において別々の考慮事項ですが、疎結合化を具体的に実現する方法ではありません。
選択肢C)は誤りです。キャッシングサービスとセキュリティグループは、疎結合化の一部ではありません。
したがって、正しい選択肢はD)です。
問題016:ソリューション設計のコスト最適化において、クラウドコンピューティングによる利点は次のうちどれですか?
A) 資本支出を変動支出に切り替えることができる。
B) ハードウェアの変更に対応できるようになる。
C) インフラストラクチャのスケーラビリティを無視できる。
D) システムの複雑さを最小限にできる。
解答と解説:
解答:A) 資本支出を変動支出に切り替えることができる。
解説:
クラウドコンピューティングによる利点の1つは、資本支出を変動支出に切り替えることができることです。クラウドでは、使用した期間の分だけ必要なサービスに対して料金を支払います。従来の資本支出モデルでは、データセンター内のサーバーに対して料金を支払う必要があります。
選択肢B)は誤りです。ハードウェアの変更に対応できるようになるのは、クラウドコンピューティングの利点の1つですが、この選択肢は質問の文脈とは関係ありません。
選択肢C)は誤りです。インフラストラクチャのスケーラビリティを無視することはできません。ソリューション設計では、スケーリングの考慮が重要です。
選択肢D)は誤りです。システムの複雑さを最小限にすることは、クラウドコンピューティングの利点の1つですが、この選択肢は質問の文脈とは関係ありません。
したがって、正しい選択肢はA)です。