AWS CLF 問題829-832:POP (Point of Presence)
AWS CLF 問題829-832:POP (Point of Presence)
問題829:AWSのグローバルネットワークには、何か所のPOP(Point of Presence)が存在するでしょうか?
A) 69か所
B) 100か所
C) 176か所
D) 400か所以上
解答解説:
解答:D) 400か所以上
解説:
AWSのグローバルネットワークには、410を超えるPOP(Point of Presence)が存在します。これらのPOPは、世界48か国の主要都市の大部分に設置されており、インターネット接続、パフォーマンスの測定、リクエストの最適なルーティングなどを担当しています。
最新ののPOP(Point of Presence)数は、インターネットで調べてみてください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/whitepapers/latest/aws-fault-isolation-boundaries/points-of-presence.html
問題830:AWSのどのサービスがレイテンシーを低減させてコンテンツをエンドユーザーに配信するために使用されるでしょうか?
A) Amazon S3
B) Amazon EC2
C) Amazon CloudFront
D) Amazon RDS
解答解説:
解答:C) Amazon CloudFront
解説:
レイテンシーを低減させてコンテンツをエンドユーザーに配信するためには、Amazon CloudFrontが使用されます。Amazon CloudFrontは、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)として機能し、最寄りのエッジロケーションにコンテンツをキャッシュして配信することで高速なコンテンツアクセスを実現します。
問題831:リージョン別エッジキャッシュはどのようなコンテンツに使用されますか?
A) 頻繁にアクセスされるコンテンツ
B) ドメインネームシステム(DNS)サービス
C) セキュリティ関連のコンテンツ
D) 頻繁にアクセスされないコンテンツ
解答解説:
解答:A) 頻繁にアクセスされるコンテンツ
解説:
リージョン別エッジキャッシュは、A) 頻繁にアクセスされるコンテンツに使用されます。
エッジキャッシュは、コンテンツ配信ネットワーク (CDN) の一部であり、ユーザーによるコンテンツのアクセスを高速化するために使用されます。リージョン別エッジキャッシュは、CDNのインフラストラクチャがAWSリージョン内に配置されており、リージョン内のエッジロケーションでコンテンツをキャッシュすることを意味します。
ユーザーがコンテンツにアクセスする際、リージョン別エッジキャッシュを使用することで、物理的に近いエッジロケーションからコンテンツを提供し、レイテンシを低減して高速なアクセスを実現します。特に頻繁にアクセスされるコンテンツは、エッジキャッシュに格納され、ユーザーによるリクエストに迅速に応答することができるようになります。
他の選択肢に関して説明します。
B) ドメインネームシステム(DNS)サービス
DNSサービスは、ドメイン名とIPアドレスの対応関係を解決するために使用されますが、エッジキャッシュとは直接関係ありません。
C) セキュリティ関連のコンテンツ
セキュリティ関連のコンテンツはエッジキャッシュではなく、セキュリティ対策を強化するための他のAWSサービスで管理されます。
D) 頻繁にアクセスされないコンテンツ
エッジキャッシュは頻繁にアクセスされるコンテンツを高速化するために使用されるため、頻繁にアクセスされないコンテンツには適していません。
問題832:AWSのグローバルネットワークのPOP(Point of Presence)は何を提供していますか?
A) クラウドストレージサービス
B) データベースサービス
C) コンテンツ配信ネットワーク(CDN)
D) 仮想プライベートネットワーク(VPN)
解答解説:
解答:C) コンテンツ配信ネットワーク(CDN)
解説:
AWSのグローバルネットワークのPOP(Point of Presence)は、C) コンテンツ配信ネットワーク(CDN)を提供しています。
CDNは、ユーザーによるコンテンツのアクセスを高速化するために使用されるサービスです。AWSのCDNサービスはAmazon CloudFrontと呼ばれ、世界中の多数のエッジロケーションにコンテンツをキャッシュして配信します。POP(Point of Presence)はこれらのエッジロケーションのことを指し、物理的に近い場所からコンテンツを提供することで、ユーザーによるコンテンツへのアクセスを高速化します。
CDNは、静的および動的なコンテンツの配信に使用され、画像、動画、Webページ、アプリケーションデータなど、さまざまな種類のコンテンツを効率的かつ高速に提供します。これにより、ユーザーエクスペリエンスの向上とネットワークトラフィックの最適化が実現されます。
他の選択肢に関して説明します。
A) クラウドストレージサービス
クラウドストレージサービスはデータの保存やバックアップに使用されますが、POP(Point of Presence)はこれとは異なる目的で提供されます。
B) データベースサービス
データベースサービスはデータの管理や処理に使用されますが、POP(Point of Presence)はコンテンツ配信に特化した機能です。
D) 仮想プライベートネットワーク(VPN)
仮想プライベートネットワークはセキュアなネットワーク接続を提供するために使用されますが、POP(Point of Presence)はコンテンツ配信に関する機能です。