AWS CLF 問題685-688:主なストレージクラスの特徴

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AWS CLF 問題685-688:主なストレージクラスの特徴

問題685:以下の選択肢の中から、S3 Glacier Flexible Retrieval に関する間違いを選んでください。(2つ選択)

A) データの取り出し時間が数分から数時間かかる。
B) データの取り出し回数に応じたコスト最適化が可能
C) データの取り出し時間が柔軟で制限がない。
D) データの取り出し時間が最も速いストレージクラス

解答解説:
解答:
C) データの取り出し時間が柔軟で制限がない。
D) データの取り出し時間が最も速いストレージクラス

解説:
選択肢C)の記述が誤っています。S3 Glacier Flexible Retrievalでは、データの取り出し時間には制限があります。取り出し時間は数分から数時間かかる場合があります。S3 Glacierはデータをアーカイブ状態に保持しているため、データを取り出すためには取り出しジョブをリクエストし、その処理に時間がかかるためです。したがって、取り出し時間が柔軟でなく、制限があります。

選択肢A)は正しい記述です。S3 Glacier Flexible Retrievalでは、データの取り出し時間が数分から数時間かかることがあります。

選択肢B)は正しい記述です。S3 Glacier Flexible Retrievalでは、データの取り出し回数に応じてコスト最適化が可能です。取り出し回数が多い場合には追加のコストが発生しますが、Standard Retrievalよりも割安です。

選択肢D)は誤りです。データの取り出し時間が最も速いストレージクラスは、S3 Glacierから取り出す場合のStandard Retrievalではなく、S3の他のストレージクラス(例:S3 Standard)です。Standard Retrievalは即座にデータを取り出すことができますが、Standardストレージクラスよりも取り出し時間は長くかかります。

したがって、S3 Glacier Flexible Retrievalに関する間違いは選択肢C)とD)の2つです。データの取り出し時間が柔軟で制限がない(選択肢C)わけではなく、データの取り出し時間が最も速いストレージクラス(選択肢D)も正しくありません。

問題686:以下の選択肢の中から、S3 1ゾーン-1A(低頻度アクセス)に関する間違いを選んでください。

A) 1つのアベイラビリティーゾーン内にデータを格納する。
B) 低頻度でアクセスされるデータを格納する。
C) 高い可用性を提供するストレージクラス
D) 高頻度でアクセスされるデータを格納する。

解答解説:
解答: c) 高い可用性を提供するストレージクラス

解説:
S3 1ゾーン-1A(低頻度アクセス)は1つのアベイラビリティーゾーン内にデータを格納し、低頻度でアクセスされるデータを保存するためのストレージクラスです。しかし、高い可用性を提供するストレージクラスではありません。


問題687:以下の選択肢の中から、S3標準に関する間違いを選んでください。

A) 高い可用性と耐久性を提供するストレージクラス
B) 高頻度でアクセスされるデータに適している。
C) 即座にデータにアクセスできる。
D) データの冗長化を行わない。

解答解説:
解答:D) データの冗長化を行わない。

解説:
S3標準は高い可用性と耐久性を提供するストレージクラスであり、高頻度でアクセスされるデータに適しています。また、データに即座にアクセスできます。S3標準ではデータの冗長化を行っており、データの信頼性と耐障害性を確保しています。

問題688:以下の選択肢の中から、S3 Glacier Flexible Retrieval に関する間違いを選んでください。

A) 長期保存に適したストレージクラス
B) データの取り出し時間が数分から数時間かかる。
C) データの取り出し回数に応じたコスト最適化が可能
D) 高頻度でアクセスされるデータに適している。

解答解説:
解答:D) 高頻度でアクセスされるデータに適している。

解説:
S3 Glacier Flexible Retrievalは長期保存に適したストレージクラスであり、データの取り出し時間が数分から数時間かかります。また、データの取り出し回数に応じたコスト最適化が可能です。しかし、高頻度でアクセスされるデータには適しておらず、データの頻繁な取り出しが必要な場合には他のストレージクラスを検討する必要があります。

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