AWS CLF 問題393-396:AWS Snowball
AWS CLF 問題393-396:AWS Snowball
問題393:AWS Snowballはどのような用途に使用されるサービスですか?
A) データセンターの冷却装置
B) メール配信サービス
C) データ転送デバイス
D) 仮想マシンのバックアップツール
解答解説:
解答:C) データ転送デバイス
解説:
AWS Snowballは、大量のデータをオフラインでAWSへ転送するためのデバイスです。物理的なデバイスとして提供され、データセンターやオンプレミス環境からAWSへのデータ転送を容易にします。
問題394:AWS Snowballの利用料金はどのように計算されますか?
A) データ容量に基づいて固定料金
B) データ転送量に基づいて従量料金
C) 利用期間に基づいて固定料金
D) 初回設定料金のみがかかる
解答解説:
解答:C) 利用期間に基づいて固定料金
解説:
AWS Snowballの利用料金は、利用期間に基づいて固定料金で計算されます。データ容量や転送量によらず、Snowballデバイスを利用する期間に応じた料金が発生します。料金は、デバイスを受け取ってからAWSへの返送完了までの期間に基づいて計算されます。
問題395:AWS Snowballはどのようなユースケースに最適ですか?
A) 仮想マシンのスケーリングと管理
B) 大容量のデータのオンプレミスからAWSへの移行
C) リレーショナルデータベースのバックアップと復元
D) オンデマンドのコンピューティングリソースの利用
解答解説:
解答:B) 大容量のデータのオンプレミスからAWSへの移行
解説:
AWS Snowballは、大容量のデータのオンプレミスからAWSへの移行に最適です。
A) 仮想マシンのスケーリングと管理には、Amazon EC2インスタンスやAuto ScalingなどのAWSサービスが使用されますが、AWS Snowballはこのようなユースケースには適していません。
B) 正しい選択肢です。AWS Snowballは、オンプレミスのデータセンターなどに蓄積された大量のデータを高速かつセキュアにAWSに移行するためのサービスです。データをローカルに収集してSnowballデバイスに転送し、それをAWSリージョンに送付してデータをAWS内のストレージに取り込むことができます。
C) リレーショナルデータベースのバックアップと復元は、AWS BackupやAmazon RDSのスナップショットなどのAWSサービスが使用されますが、AWS Snowballはこのようなユースケースには適していません。
D) オンデマンドのコンピューティングリソースの利用は、Amazon EC2などのAWSサービスを使用することで実現されますが、AWS Snowballはこのようなユースケースには適していません。
問題396:AWS Snowballのデータ転送はどのように行われますか?
A) インターネット経由で直接転送
B) Snowballデバイスを経由してオフライン転送
C) AWS Direct Connectを使用して転送
D) VPN接続を使用して転送
解答解説:
解答:B) Snowballデバイスを経由してオフライン転送
解説:
AWS Snowballでは、大容量データの転送をオフラインで行います。データはクライアントの環境でSnowballデバイスにロードされ、デバイスをAWSに返送することでデータが転送されます。インターネット接続の制約や帯域幅の制限を気にせず、高速かつセキュアな転送が実現されます。