AWS CLF 問題001-004:S3

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AWS CLF 問題001-004:S3

問題001:S3の特徴とは何ですか?

A) S3はAmazonのクラウドコンピューティングサービスの一部であり、オブジェクトストレージを提供します。
B) S3はデータベース管理システムであり、関係データベースを提供します。
C) S3はウェブホスティングサービスであり、動的なウェブページを提供します。
D) S3は仮想マシンを提供するクラウドプロバイダです。

解答解説:
解答:A) S3はAmazonのクラウドコンピューティングサービスの一部であり、オブジェクトストレージを提供します。

解説:
S3はAmazon Web Services(AWS)の一部であり、オブジェクトストレージを提供しています。これは、様々な種類のデータを保存およびアクセスするためのスケーラブルなストレージソリューションです。S3は、画像、動画、ドキュメントなどのファイルを保存するために広く使用されています。

問題002:S3の主な利点は次のうちどれですか?

A) リレーショナルデータベースの管理が容易です。
B) 静的なウェブページのホスティングが可能です。
C) 仮想マシンのスケーリングが簡単に行えます。
D) データの耐久性と可用性が高いです。

解答解説:
解答:D) データの耐久性と可用性が高いです。

解説:
S3の主な利点はデータの耐久性と可用性の高さです。S3は複数のデータセンターにデータを分散保存するため、データの喪失やサービスの中断のリスクを低減します。また、S3は大規模なデータセットを効率的に管理できるスケーラブルなストレージソリューションでもあります。

問題003:S3では、どのようにデータのセキュリティが確保されていますか?

A) データはパブリックアクセスを持たないように設定することができます。
B) データは自動的に暗号化され、SSL/TLS経由で送信されます。
C) ユーザーごとにアクセス制御リスト(ACL)を設定することができます。
D) すべての選択肢が正しいです。

解答解説:
解答:D) すべての選択肢が正しいです。

解説:
S3では、すべての選択肢が正しいです。デフォルトでは、S3バケット内のデータはパブリックアクセスを持たず、アクセス制御リスト(ACL)を使用してユーザーごとにアクセス権を制御することができます。ただし現在は、レガシーな機能であるため無効化が推奨されており、代わりにバケットポリシーを使用することが推奨されています。さらに、S3はデータの暗号化とSSL/TLSを使用したセキュアなデータ転送をサポートしています。

問題004:S3の料金体系はどのようになっていますか?

A) 利用時間に応じた従量課金制です。
B) 固定の月額料金が適用されます。
C) 使用には前払い料金が必要です。
D) 利用されるストレージ容量に応じた料金が発生します。

解答解説:
解答:D) 利用されるストレージ容量に応じた料金が発生します。

解説:
S3は、データを保存するためのクラウドストレージサービスであり、その料金体系は主に利用されるストレージ容量に応じて設計されています。以下は、S3の主要な料金要因です。

  1. ストレージ料金
    S3はデータを保存するための場所として使用されます。データの保存に応じて、使用されるストレージ容量に対して料金が発生します。料金は月単位で計算されます。
  2. データ転送料金
    データのアップロードやダウンロード、データの転送にも料金が発生する場合があります。ただし、データをS3内で転送する場合は、通常は無料です。料金は通常、データの転送元や転送先によって異なります。
  3. ストレージクラス
    S3にはさまざまなストレージクラス(Standard、IA、One Zone-IA、Glacier、Glacier Deep Archiveなど)があり、それぞれ異なる料金体系が適用されます。ストレージクラスはデータの使用パターンに応じて選択できます。
  4. リクエスト料金
    S3にデータを操作するたびに、リクエスト料金が発生する場合があります。例えば、オブジェクトのGET/PUT/POST/LIST/COPYなどのリクエスト数に対してなどが該当します。

 したがって、S3の料金は主にデータのストレージ容量に応じて発生しますが、他の要因も影響を与えることがあります。適切なストレージクラスを選択し、データの使用パターンに合わせて適切なコスト管理を行うことが重要です。