1000BASE-LX(IEEE802.3z)

1000BASE-LX(IEEE802.3z)

　1000BASE-LXは、IEEE 802.3z標準で定義されているギガビットイーサネットのファイバ光ケーブル規格の一つです。以下で詳細に説明します。

• 伝送速度: 1000 Mbps（ギガビットイーサネット）
• 媒体: シングルモードファイバ（主に9マイクロメートルのコア直径を持つ）
• 波長: 1310 nm（近赤外域）
• 伝送距離: 最大10キロメートル

　1000BASE-LXは、光ファイバケーブルを使用して中長距離のデータ通信を行うための規格です。シングルモードファイバを使用するため、光ファイバケーブルのコア直径が小さく、光信号が直線的に伝播します。

1000BASE-LXの特徴は以下の通りです。

• シングルモードファイバを使用するため、長距離通信に適しています。
• 1310 nmの波長を使用するため、低損失の伝送が可能です。
• 最大10キロメートルの伝送距離を提供するため、中長距離通信に適しています。
• 高いデータ転送速度をサポートするため、大容量データの高速伝送が可能です。

　1000BASE-LXは、通常、ビル間接続やキャンパスネットワークなどの長距離通信に使用されます。シングルモードファイバの利点は、高い伝送品質と大きな伝送距離であり、ビジネスネットワークや広域ネットワークにおける高速データ通信に適しています。