EFSとは
EFSとは
AWSのEFSは、Elastic File Systemの略で、スケーラブルなファイルストレージサービスです。EFSを使用することで、複数のEC2インスタンスから同時にファイルにアクセスできるようになります。以下にEFSの主な特徴を挙げます。
- ファイルシステムは自動的に拡張されるため、ストレージ容量を自動的に増やすことができます。
- 複数のAZにわたるデータの自動的なレプリケーションにより、高い可用性と耐久性を実現します。
- NFSバージョン4.1を使用しているため、LinuxベースのEC2インスタンスから簡単にマウントできます。
- ファイルレベルのアクセス制御により、ファイルのセキュリティを強化することができます。
- ファイルの変更履歴をトラッキングすることができ、必要に応じて以前のバージョンに戻すことができます。
EFSは、Webサーバーやアプリケーションサーバーなど、複数のEC2インスタンスでファイル共有する必要がある場合に適しています。また、クラウドネイティブなアプリケーションやDevOpsワークフローにも適しています。
EFSは以下のような特徴を持っています。
- データの共有
EFSは複数のEC2インスタンスから同時にアクセス可能な共有ファイルシステムを提供します。 - 自動スケーリング
必要に応じて自動的にスケーリングされるので、アプリケーションに合わせたストレージ容量を用意する必要がありません。 - 高可用性
データはマルチAZで自動的に複製されるため、1つのアベイラビリティーゾーンで障害が発生しても他のゾーンでアクセス可能です。 - 高パフォーマンス
EFSは高いスループット、低いレイテンシ、高いIOPSを提供し、多数の同時アクセスを処理できます。 - 低コスト
EFSは使用した容量に応じて支払うストレージ料金と、毎秒のアクセス回数に応じた利用料金のみを課金します。
これらの特徴により、EFSは複数のEC2インスタンスで利用されるアプリケーションの共有ファイルシステムとして、またはデータを複数のAZで保管する必要がある場合に、高可用性でスケーラブルなストレージソリューションとして利用されます。例えば、Webサーバーのドキュメントルートや、バッチジョブの入力/出力ファイル、データ解析用のファイルシステムなどが挙げられます。