レスポンスヘッダ

レスポンスヘッダ

 HTTPメッセージのレスポンスヘッダは、HTTPサーバーがHTTPクライアントに送信する情報のセットであり、HTTPレスポンスの詳細な情報を提供します。レスポンスヘッダには、以下のような一般的なヘッダが含まれます。

  • Content-Type
    レスポンスボディのMIMEタイプを指定します。例えば、text/html、application/jsonなどがあります。
  • Content-Length
    レスポンスボディのサイズをバイト単位で指定します。
  • Date
    レスポンスが生成された日付と時刻を指定します。
  • Server
    HTTPサーバーのソフトウェア名とバージョンを指定します。
  • Last-Modified
    リソースの最終更新日時を指定します。
  • Expires
    レスポンスの有効期限を指定します。有効期限が過ぎた場合、クライアントはリソースを再度取得する必要があります。
  • Cache-Control
    レスポンスのキャッシュ設定を指定します。public、private、max-ageなどの値が使用されます。
  • Set-Cookie
    クッキーをクライアントに送信するために使用されます。

 これらのヘッダーは、HTTPクライアントがレスポンスを正しく解釈できるように、HTTPサーバーが提供する情報を指定するために使用されます。HTTPクライアントは、これらのヘッダーを使用して、レスポンスをキャッシュしたり、正しくレンダリングしたり、クッキーを処理したりします。

 また、HTTPレスポンスヘッダには、カスタムヘッダーを追加することもできます。カスタムヘッダーは、サーバーが提供する固有の情報を指定するために使用されます。

HTTPレスポンスヘッダの詳細については、HTTP仕様書に詳細が記載されています。