Auto Sacalingグループ(どこで)
Auto Sacalingグループ(どこで)
AWSのAuto Scalingグループは、自動的にEC2インスタンスを起動または停止することで、アプリケーションの需要に応じてスケーリングするための機能です。
Auto Scalingグループは、次のような設定で構成されます。
- Launch Configuration(起動設定)
Auto Scalingグループが起動するEC2インスタンスの設定です。AMI、インスタンスタイプ、セキュリティグループ、ストレージ、ユーザーデータなどを指定します。 - Scaling policies(スケールポリシー)
Auto Scalingグループのスケーリングのルールを定義します。例えば、CPU使用率が70%を超えた場合に新しいインスタンスを起動し、CPU使用率が30%以下になった場合にインスタンスを停止するように設定することができます。 - Desired capacity(希望キャパシティ)
Auto Scalingグループで維持する希望するEC2インスタンス数です。 - Minimum size(最小サイズ)
Auto Scalingグループで許容される最小EC2インスタンス数です。この数を下回ると、Auto Scalingグループは自動的に新しいインスタンスを起動します。 - Maximum size(最大サイズ)
Auto Scalingグループで許容される最大EC2インスタンス数です。この数を超えると、Auto Scalingグループは自動的にインスタンスを停止します。 - Availability Zones(利用可能ゾーン)
Auto Scalingグループがインスタンスを起動する際の利用可能なゾーンを指定します。これにより、アプリケーションの可用性が向上し、障害に備えることができます。
Auto Scalingグループは、設定に基づいてスケーリングが自動的に行われます。たとえば、トラフィックが急増した場合には、Auto Scalingグループは必要に応じてインスタンスを追加し、トラフィックが減少した場合には自動的にインスタンスを停止します。これにより、アプリケーションの可用性を維持しながら、コストを削減することができます。