ELBの概要

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AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅰ｜完全無料&徹底解説

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演習で学ぶネットワーク

　Elastic Load Balancing（ELB）は、AWSのサービスで、複数のAmazon EC2インスタンスを均等に分散するロードバランサーの役割を果たすサービスです。ELBを使用することで、トラフィックの急増に対応し、アプリケーションの可用性を高めることができます。

ELBには、以下の3つの種類があります。

1. Application Load Balancer（ALB） ALBは、HTTP/HTTPSトラフィックを処理するロードバランサーで、レイヤー7のアプリケーション層で動作します。ALBは、各リクエストをHTTPリクエストの内容に基づいて、複数のターゲットグループにルーティングすることができます。
2. Network Load Balancer（NLB） NLBは、レイヤー4のトランスポート層で動作するロードバランサーで、TCP/UDPトラフィックを処理します。NLBは、高いパフォーマンスとスケーラビリティを提供し、ミリ秒単位でトラフィックを処理することができます。
3. Classic Load Balancer（CLB） CLBは、旧来のロードバランサーで、レイヤー4およびレイヤー7のトラフィックを処理します。CLBは、ALBやNLBよりも柔軟性に欠けますが、レガシーアプリケーションに対応することができます。

　ELBは、AWSマネジメントコンソール、AWS CLI、またはAPIを使用して管理することができます。また、ELBは、オートスケーリングやAWS Certificate Managerとの統合など、AWSの他のサービスとも連携することができます。

　総合的に、ELBは、Amazon EC2インスタンスを効果的に分散することができる、重要なAWSのサービスの1つです。各種類のロードバランサーは、さまざまなトラフィックのニーズに合わせて設計されており、特定の要件を満たすために使用することができます。