ELBの特徴

ELBの特徴
ELBの主な特徴は以下の通りです。
- 高可用性
ELBは、複数のアベイラビリティーゾーンにわたって構成されています。このため、単一障害点がなく、可用性が高くなっています。 - スケーラビリティ
ELBは、自動的にスケーリングするため、負荷の増加に対応できます。また、AWSのオートスケーリングと組み合わせることで、アプリケーションのパフォーマンスを最適化することができます。 - セキュリティ
ELBは、SSL/TLS暗号化の設定、クライアントIPアドレスの取得、WAF(Web Application Firewall)の利用など、セキュリティに関する機能を提供しています。 - モニタリング
ELBは、CloudWatchと統合されており、負荷分散器のトラフィックをモニタリングし、アプリケーションのパフォーマンスを監視することができます。 - ターゲットグループ
ALBでは、ターゲットグループという概念が導入されています。ターゲットグループは、ロードバランサーによって受信されたリクエストを転送するEC2インスタンスのグループです。ターゲットグループには、優先度ルーティング、ウェイト付きルーティング、スティッキーセッションなどの機能があります。 - 設定の柔軟性
ALBでは、HTTPヘッダー、クエリ文字列、ホスト名、パスなど、リクエストの様々な要素に基づいてルーティングを行うことができます。また、独自のルールを定義することも可能です。
総合的に、ELBは、高可用性、スケーラビリティ、セキュリティ、モニタリングなど、多数の機能を提供しています。また、ALBの場合は、ターゲットグループや設定の柔軟性など、さらに高度な機能を備えているため、広範なニーズに対応することができます。