構成管理データベース
構成管理データベース
ネットワーク構成管理データベースとは、ネットワークに接続されている機器やネットワークの構成情報を収集・管理するためのデータベースです。ネットワーク構成管理データベースには、以下のような情報が含まれます。
- 機器情報 機器の名称、モデル番号、シリアル番号、設置場所、IPアドレス、MACアドレス、OSのバージョンなど、機器に関する情報が含まれます。
- ポート情報 ネットワーク機器のインターフェースに関する情報が含まれます。ポートの名前、番号、スピード、VLAN設定などが含まれます。
- VLAN情報 ネットワークに設定されたVLANに関する情報が含まれます。VLANの名前、ID、割り当てられたポートなどが含まれます。
- IPアドレス情報 ネットワークに設定されたIPアドレスに関する情報が含まれます。IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、DNSサーバーなどが含まれます。
- セキュリティ情報 ネットワークにおけるセキュリティに関する情報が含まれます。アクセス制御リスト(ACL)の設定、認証方式、暗号化方式などが含まれます。
ネットワーク構成管理データベースは、ネットワーク管理者がネットワークの構成情報を管理し、変更履歴や障害発生時のトラブルシューティングに役立ちます。また、構成管理データベースに情報を集約することで、ネットワーク全体を把握することができ、運用管理の効率化にも繋がります。最近では、自動化ツールやAI技術を活用して、構成管理データベースを自動的に更新することが可能になってきています。