LLDP-MIB

LLDP-MIB

　LLDP-MIB（Link Layer Discovery Protocol Management Information Base）は、ネットワークデバイス間で通信リンク情報を交換するために使用されるプロトコルで、ネットワーク管理者がネットワーク上のデバイスのトポロジーを特定し、問題を診断するのに役立ちます。

　LLDP-MIBは、SNMP（Simple Network Management Protocol）を使用して、ネットワーク上のデバイスのリンク情報を収集するために使用されます。 LLDP-MIBは、リンク上の各デバイスが持つ各種情報を定義しています。この情報には、デバイスの識別子、接続されたポートの物理的な詳細、およびネットワーク上でサポートされているプロトコルのリストなどが含まれます。

LLDP-MIBは、以下のような情報を提供します。

1. デバイスの識別子（システム名、システム説明、システムキャパビリティ、システムOIDなど）
2. 接続されたポートの情報（ポートID、ポートデスクリプション、ポートの速度、デュプレックスモードなど）
3. ネットワークサービスの情報（サポートされているプロトコル、VLAN ID、TTLなど）

　LLDP-MIBは、ネットワーク管理者がネットワーク上のデバイスを監視し、問題を診断するのに役立ちます。 LLDP-MIBを使用することで、ネットワーク上の問題を特定し、解決することができます。また、LLDP-MIBは、自動的に更新されるため、ネットワーク上の変更に対応してリンク情報を常に最新の状態に保つことができます。